しかし「何も買わない」というのが究極の節約生活ではないでしょうか。
もちろん一切何も買わない生活は成り立ちません。生きるために買い物をする必要はあります。でも買い物にいっても買わない生活、買い物に行く回数を減らす生活ならできるはず。
1週間に6日買い物に行かない節約生活チャレンジをすることで、一体どれくらいの貯金ができるのでしょうか。
何も買わない日を増やすことは究極の節約生活になる
毎日食料を買いにスーパーに行っている方は多いと思います。
毎朝家族が食べるものや、夕食の献立に足りないものなど、毎日何かしら必要になる食材があるものです。
しかし究極の節約術は何も買わない日を増やすことです。
毎日の買い物を週に1回の買物にすることで、1ヶ月の食費を大幅に減らすことができるでしょう。
何も買わない日を増やすとどうして節約になるの?
「毎日買物に行かないだけで、本当に節約になるの?」と思う方もいると思います。
毎日買物に行っても必要なもの以外は何も買わないという強い意志があれば良いでしょう。でも、買物に行ってしまうと必ず必要ではないものまで買ってしまいます。さらに買物するためには時間もかかるでしょう。
このようなお金と時間の無駄が節約生活の妨げになってしまうのです。
何も買わない日を増やすことで、これらのお金と時間の無駄をなくして節約することができます。具体的にご説明していきたいと思います。
無駄なものを買わなくなる
買い物に行く回数が増えると、どうしても無駄遣いが増えてしまいます。
朝食に必ずバナナを食べるから毎日買物に行くとします。でもバナナ1袋150円だけを買って帰ることは難しいでしょう。
特売品のお肉があれば「お得だから買い置きしておこう」と思います。新商品の美味しそうなお菓子があれば買ってしまうかもしれません。
お子様をつれて買い物にいく場合には、お子様にお菓子をねだれてしまいもっと無駄遣いをしてしまうこともあるでしょう。
何も買わない日を増やすことで、このような無駄なものを買わなくなるというメリットがあります。
1回の買い物につき300円の無駄遣いを節約できたとしましょう。
毎日の買物を1週間に1回の買い物にすることで1ヶ月26日も買い物にいく回数が減るので、1ヶ月26日×300円=7,800円の節約を目指すことができるのです。年間にすると93,600円にもなります。
無駄な時間がかからなくなる
買い物するのは結構時間がかかるものです。ちょっとした買い物でも、自転車で往復10分、買い物で10分、合計20分はかかるでしょう。
仕事に子育てに忙しい主婦にとって1日の20分はとても貴重な時間です。
また、毎日買物すると、冷蔵庫にもストック棚にも食材が溢れてしまいます。
ものがたくさんあると、管理も掃除も大変になります。無駄な時間や労力を増やすことになるのです。
何も買わない日を増やすことで、毎日時間に余裕ができます。その時間を利用して手作り料理を増やすことができるでしょう。これも節約につなげることができるのです。
餃子を例にして考えてみます。
手作り餃子の場合、1個あたり25gです。豚肉10g、キャベツ10g、皮とその他の具材5gで作ることができます。一般的な食材費で計算すると1個の餃子は5円ほどで作ることができます。
一方冷凍餃子は12個入りで200円なので1個あたり約16円です。3人家族の場合30個の餃子を食べるとしましょう。330円も安くすることができます。
このようにして毎日手作り料理を増やすことで年間120,450円の節約を目指しましょう。
何も買わない生活にチャレンジするための5つのルール
毎日買い物をしないことが節約につながるということがおわかりいただけたと思います。毎日買い物をする生活から、何も買わない節約生活をはじめていきましょう。
そのための5つのルールをご説明したいと思います。
何も買わない生活を本気ではじめるためには、買い物に行くのは1週間に1回にしましょう。一週間分の献立を考えてリストを作ってから買い物をするとさらに◎です。
毎日買い物をしていた方が、週に1回しか買い物ができなくなると、はじめは大変だと思います。
そこで大切なのが、工夫して代用していくことです。肉じゃがを作ろうとしてお肉がなければ、ツナ缶や鯖缶で代用してみましょう。お子様のお菓子がなくなったら、小麦粉とバターで手作りお菓子を作るのも良いですね。
限られた食材であっても「色々な料理が作れる」「なんとか食べていくことができる」という発見がこの節約術のメリットでもあります。
毎日必要なものがあれば、1週間まとめて買っておきましょう。そうすれば、もう毎朝のバナナや納豆だけのために買いに出かける必要がなくなります。
たいていのものは1週間で賞味期限は切れないのでまとめ買いしても問題ないでしょう。毎日買わないと傷んでしまうと思われがちのバナナであっても、まだ熟していない緑色のものを買っておけば1週間食べることができます。
週に1回買い物をするというルール以外に決めておきたいのが、冷蔵庫が空になってから買い足すというルールです。1週間買い物をしなくても、まだ冷蔵庫の中に食材がたくさんある場合にはまだ買い物をしなくてOKというサインです。冷蔵庫の中のものがすっかりなくなってから買い足すという習慣をつけてみましょう。
冷蔵庫やストック棚から食材なくなるとすごくスッキリして管理も掃除もしやすくなります。シンプル生活を送れるところがこの節約法のメリットでもあります。
買い物にいっても買わない、買い物に行かない生活をとても辛いと感じる方もいるでしょう。でもストレスに感じてしまったり、栄養が偏ってしまい体を壊してしまうのは良くありません。
買わない生活=食べない生活、ではありません。毎日買わなくても、家にあるもので意外と食べていけるというサバイバル生活を楽しむことが大切です。
究極の節約生活は何も買わない日を増やすこと
毎日特売品を求めてスーパーに行っているけれど、なかなか節約できずにいる…という方は、思い切ってないも買わない日を増やしていきましょう。お得なもの、安いものを買うよりも、買い物に行かない、買わないことこそ究極の節約生活です。
その理由や節約方法、さらにこの究極の節約生活により期待できる節約額などをご紹介してきました。
「毎日買い物に行かないとダメ」と思い込んでいる方は多いと思います。でも実際には毎日買わなくても十分に生活していくことができます。ぜひ何も買わない節約生活をチャレンジしてみてください。
効率良く節約生活を進めるためには、銀行口座を3つにすることが大切です。家計費用口座、特別出費用口座、貯蓄用口座に分けることで、いつのまにか貯金が増えていくかもしれません。それでは口座開設はどこがいいか?当節約ブログおすすめはイオン銀行です。
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私の場合(夫婦・子供2人)だと、この何も買わない節約方法で
214,050円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。
(計算値:1回の買い物につき300円の無駄な買い物を防ぐことで1年▲93,600円、手作り料理を増やすことで1年▲120,450円)
買い物に行かないことで、買い物のたびにしてしまう無駄遣いを減らすことができます。さらに冷蔵庫がすっきりしたシンプル生活になることで時間的にも気持ち的に余裕ができるというメリットもあるのでおすすめです。