「水筒でどれくらい節約効果が出るの?」
「水筒で節約できる中身は何?」
など、水筒節約について疑問に思っていませんか?
節約生活の定番アイテムと言えば水筒です。最近はマグタイプのマイボトルを持ち歩く節約者がたくさんいます。
機能性だけでなく見た目もおしゃれな水筒がたくさん売られているので、楽しく節約することができるでしょう。
そこで今回は、水筒節約にスポットをあててみたいと思います。
水筒による節約効果、水筒節約のメリットデメリット、さらに効果をアップさせるためのオススメの中身もご紹介していきたいと思います。
水筒の節約効果は?
「節約のために水筒を持ち歩こう!」と思う人は多いでしょう。
毎日コンビニや自動販売機で飲み物を買う人にとって、水筒節約術は大きな節約が期待できます。
でも、漠然と「節約できそう」と思ってもモチベーションが上がりません。
具体的にどれくらい節約できるのか、2つの例を計算してみましょう。
1日1本ペットボトルを購入している場合
1日1本500mlの飲み物をコンビニや自動販売機で購入したとしましょう。
1本あたり150円、平日の5日間だけ購入するとします。
1ヵ月で3,000円、1年では36,000円になります。
水筒に麦茶を入れて持参するとどれくらい節約効果が期待できるでしょうか。
麦茶(50パック入り)は200円が相場です。
1パックで500mlの麦茶が2回分作れるので1日2円になります。
1日148円、1ヵ月2,960円、1年35,550円の節約が見込めます。
1日2本缶コーヒーを購入している場合
1日2本(185ml×2)の缶コーヒーをコンビニや自動販売機で購入したとしましょう。
1本あたり120円、平日の5日間だけ購入するとします。
1ヵ月で4,800円、1年では57,600円になります。
水筒にインスタントコーヒーを入れて持参するとどれくらい節約効果が期待できるでしょうか。
インスタントコーヒー(100g)は500円が相場です。
インスタントコーヒーは500mlのお湯に約7gが適量とされています。
100gでは500mlのコーヒーを約14回作れることになるので、1日あたり約35円になります。
1日205円、1ヵ月4,100円、1年49,200円の節約が見込めます。
このように、水筒を持参するだけで大きな節約が期待できることがわかります。
もし、自販機やコンビニだけでなくコーヒーショップでコーヒーを買うことも多い人の場合は、もっと節約が期待できます。
夫婦で同じように飲み物を買っているなら、さらに節約することが可能です。
やはり、節約生活を成功させるためには、水筒節約がカギになると言えるでしょう。
水筒節約術のメリットデメリット
高い節約効果が期待できる水筒節約術には、節約効果以外にもメリットがあります。
逆にデメリットもあります。
メリット、デメリットを理解して、水筒節約術を極めましょう。
メリット
まずは、メリットから。お金を節約できるだけでなくたくさんのメリットがあります。
夏は冷たいペットボトルを買ってもすぐにぬるくなってしまいます。
冬は逆に、温かいペットボトルもすぐに冷めてしまうでしょう。
保冷保温機能のある水筒なら、夏は冷たく、冬は温かい状態で飲むことができます。
また、夏は冷たいペットボトルの水滴でバックの中が濡れてしまう心配がありますが、水筒なら濡れることはありません。
水筒節約術を長続きさせるためには、保冷保温機能付きの水筒を選びましょう。
水筒なら使い捨てのペットボトルのように無駄がないので、エコというメリットもあります。
水筒は、お財布にも環境にもやさしいのです。
ペットボトルはゴミが増えて大変ですが、水筒ならゴミが出ないという便利さもあります。
水筒の中身は自分で好きなように作ることができます。
お茶の濃さを調節したり、コーヒーの甘さを調節することができます。
水筒なら、紅茶にフレーバーを入れるなどアレンジすることも可能です。
自由自在な味に作れるところがメリットと言えます。
少しだけ飲みたい時に、500mlのペットボトルを買うことがありませんか?
500ml飲みたいわけではないのに、無理をして飲むことになるでしょう。これはとても無駄なことです。
水筒なら好きな量を持ち歩くことができます。
ちょっと買い物に行くときに持っていくなら100mlだけ持っていけば無駄がありません。
水筒を持ち歩くと「節約しているな~」という充実感を得られます。
周りの人からも、しっかり節約をしている人として見られるでしょう。
自然と他のことも節約しようという意欲が生まれます。
無駄な外食は控えたり、衝動買いをしようとするときにブレーキをかけられるようになるでしょう。
水筒による節約効果だけでなく、もっと大きな節約効果を生み出してくれるかもしれません。
水筒節約術のデメリット
様々な面でメリットの多いペットボトル節約術ですが、残念ながらデメリットもあります。
保冷保温機能のある水筒は、1,500円~3,000円くらいが相場です。
もし水筒を買ったのに使わなければ、初期費用が無駄になってしまうでしょう。
ペットボトルなら、出先で買うことができます。飲み終わったらそのまま捨てることができるので、持ち歩くストレスはありません。
水筒の場合には、外出時に持っていき、飲み終わっても空になった水筒を持ち帰らなければいけません。
邪魔になってしまうデメリットがあるのです。
中身を作るのも面倒ですが、さらに面倒なのが水筒を洗う作業です。
毎日疲れて帰ってきてから水筒を洗うのは大変かもしれません。
しっかり洗わないと茶渋が残ったりカビが生えてしまう恐れがあるので、丁寧に洗う必要があります。
当たり前のことですが、水筒を持参するためには中身を作らなければいけません。
お茶やコーヒーを作るのはそれほど手間ではありませんが、自販機やコンビニで買うよりは、どうしても面倒な手間がかかってしまいます。
自販機やコンビニで買うときには、お茶もコーヒーもジュースも様々な種類があります。
水筒の中身は、お店ほど充実させるのは難しいでしょう。
毎日同じ飲み物だと飽きてしまうというデメリットも考えられます。
メリットの多い水筒節約術ですが、デメリットもあることをご説明してきました。
- 水筒を購入するお金がかかる
- 邪魔になる
- 水筒を選ぶのが面倒
- 中身を作るのが面倒
- 中身に飽きてしまう
このデメリットを解消できるような水筒を選ぶこと、水筒の中身を工夫することが水筒節約術を成功させるポイントになります。
水筒の選ぶポイントは?
まず、水筒を選ぶポイントからご説明していきましょう。
マグタイプ、保温機能がおすすめ
水筒は初期費用がかかるというデメリットがあります。
この対処法としては、長く使えるタイプの水筒を買うことです。
水筒のタイプは大きく3つに分かれます。
1つ目は、昔ながらの「コップタイプ」の水筒です。
2つ目は、ごくごくたっぷり飲める「スポーツタイプ」の水筒です。冷たいドリンクが飲みやすい飲み口になっているのが特徴です。
3つ目は、マグカップのように飲み口が広くなっている「マグタイプ」。
おすすめは、飲みやすく、しっかり密閉できて持ち歩きやすい「マグタイプ」です。
スポーツの時やピクニックの時には「コップタイプ」「スポーツタイプ」が便利ですが、毎日使うマイボトルなら「マグタイプ」が便利でしょう。
また、保冷保温機能付きであることも大切です。
保冷保温機能が付いていない水筒は安く購入することができますが、夏はぬるくなってしまい、冬は冷めてしまうので使い勝手が良くありません。
少し購入価格は高くても、保冷保温機能がついていれば、いつでもおいしく飲むことができます。
毎日長く使うことを考えて高品質高機能の水筒を選びましょう。
シンプルで軽量がおすすめ
飲んだら捨てられるペットボトルと違い、水筒は邪魔になるデメリットがあります。
そのため、水筒を選ぶときには軽量であることがポイントです。
保冷保温機能が付いていても軽量タイプの水筒が増えています。
500ml容量の水筒でも200g以下の水筒もあります。
スリムでシンプルな形であれば尚よいでしょう。
持ち運びやすさを重視して選びましょう。
洗いやすいものを選ぶ
水筒のデメリットは洗う手間がかかることです。
使用した水筒を洗わないことはできませんが、洗いやすい水筒を選ぶことはできます。
洗いやすい水筒のポイントは2つ。
1つ目は、飲み口が広いことです。
水筒の底にしっかりスポンジが届く形なら、ストレスなく洗うことができるでしょう。
細長いタイプの水筒は見た目はスタイリッシュですが、洗いにくい難点があるのでご注意ください。
2つ目は、パッキンなどのパーツが少ないことです。
水筒を洗うときには、パッキンや蓋やストローなど、付属している分は全て取り外して洗う必要があります。
パーツが多いと細々洗うことになるので面倒です。
パーツをなくしてしまうデメリットもあるでしょう。
このように、「水筒を購入するお金がかかる」「邪魔になる」「水筒を洗うのが面倒」のデメリットを解消するためには、「マグタイプ、保冷保温機能つき」「シンプルで軽量」「洗いやすい」水筒を選ぶことがおすすめです。
水筒のおすすめの中身は?
水筒の中身を工夫することで「中身を作るのが面倒」「中身に飽きてしまう」デメリットを解消しましょう。
具体的におすすめの水筒中身をご紹介しましょう。1日(約500ml)の単価が安い順番に見ていきます。
中身次第でさらに貯金UPに繋がることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
麦茶
水筒の中身と言えば麦茶は絶対に外せません。
なぜなら、非常に節約効果が高いから。
50パック200円以下で買うことができます。
1パックで1Lの麦茶が作れるので、500mlの水筒なら1日たった2円になるのです。
でも、毎日麦茶は飽きてしまいます。
節約効果が高い麦茶ですが、毎日持っていくと逆に飽きてしまい「ちょっとジュースを買おうかな…」となってしまうかもしれません。
麦茶は毎日持って行かないことがポイントです。
緑茶
冬は温かい緑茶を持っていく人が多いと思いますが、緑茶は夏にもおすすめです。
麦茶に飽きた日は緑茶を持っていきましょう。
50パック400円ほどで買うことができます。
1パックで1L作ることができるので、1日4円と大変リーズナブル。
少し割高にはなりますが、粉タイプの緑茶なら水にサッと入れるだけなので、作る面倒さがありません。
ジャスミンティー
普通のお茶に飽きたらおすすめしたいのがジャスミンティーです。
ペットボトルのタイプのジャスミンティーがおなじみですが、ティーパックタイプの商品も販売されています。
スーパーのお茶売り場にない場合は、通販なら簡単に入手できるでしょう。
50パック500円が相場です。
1パックで500ml作ることができます。
1日あたり10円になります。
いつものお茶と気分を変えられるメリットもありますが、作るのが簡単というメリットもあります。
水筒に水を入れて、ティーパックを入れておくと移動中にじっくり抽出してちょうどよい味になっているのです。
これなら忙しい朝でも手間がかかりません。
紅茶
夏も冬もおすすめなのが紅茶です。
50パック500円が相場です。
500mlの紅茶を作るためには2~3パック必要になります。
3パックで作ったとすると、1日あたり約31円になります。
麦茶に比べると割高になるので、毎日持っていくのはおすすめしません。
中身に飽きないように、たまに持っていくのは◎です。
ジャムやシロップなどを入れて、フレーバーティーにするのもおすすめです。
コーヒー
水筒に入れる定番の中身として、コーヒーも外せないでしょう。
インスタントコーヒー(100g)は500円ほど。500mlのお湯に約7gが適量となるので、100gでは500mlのコーヒーを約14回作れる計算になります。1日あたり約35円になります。
コーヒーを作るときには、いろいろなアレンジをして飽きない工夫をしましょう。
チョコシナモン、キャラメル、オレンジなどのフレーバーシロップを買っておけば、毎日違う味を楽しむことができます。
フレーバーシロップはミニボトルサイズで500円~1,000円ほどしますが、ほんの少しずつしか使わないの長く使うことができるでしょう。
但し、牛乳やミルクを入れるのは控えましょう。
牛乳はパッキンなどに入ってしまうと臭いがついてしまうからです。
スポーツドリンク
暑い日におすすめなのはスポーツドリンクです。
スポーツドリンク1本(2L)は150円が相場です。
500mlの水筒に4回に分けて持っていくことができるので、1日あたり約37円になります。
まとめ買いをすればもっと安くできるでしょう。
500mlのスポーツドリンクを買うのはもったいないですが、2Lを4回に分けて持っていけば節約効果はバッチリです。
ペットボトルから水筒にそのままうつすだけなので手間もかからず◎です。
カルピス
ジュースが飲みたい日にはカルピスの原液がおすすめです。
カルピスの原液1本(470ml)は250円が相場です。
150mlのカルピスを15杯作ることができます。
450mlのカルピスなら5回作ることができるので、1日あたり50円になります。
最近はいろいろな味のカルピスがあるので、飽きずに楽しむことができるでしょう。
このように、水筒の中身で貯金アップするためには、色々な中身を持っていくことです。
最も貯金アップ効果が期待できるのは麦茶ですが、毎日麦茶だと飽きてしまうでしょう。麦茶は煮出しして、2回分に分けておく必要があるので少し手間もかかります。
少し単価は高くなっても、飽きずに無理なく続けられる中身を取り入れながら水筒節約をしていきましょう。
まとめ
今回は節約アイテムとして定番の水筒について考えてきました。
コンビニや自動販売機でドリンクを買わずに水筒を持参すれば年間5万円節約できる可能性もあります。
毎日何気なくお茶やコーヒーを買っているなら、大きな節約効果が期待できます。
水筒節約術のメリット、デメリットを理解して長く楽しく続けれられる水筒を選ぶのがポイントです。
さらに、中身を工夫することで、さらに節約効果をUPさせていきましょう。
効率良く節約生活を進めるためには、銀行口座を3つにすることが大切です。家計費用口座、特別出費用口座、貯蓄用口座に分けることで、いつのまにか貯金が増えていくかもしれません。それでは口座開設はどこがいいか?当節約ブログおすすめはイオン銀行です。
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※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度
私の場合(夫婦・子供2人)だと、この栄養バランスを考えた節約方法で
84,750円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。
(計算値:ペットボトルを買わないことで1年▲35,550円、缶コーヒーを買わないことで1年▲49,200円)
毎日無意識にお茶やコーヒーを買っている人には、かなりの節約効果が期待できるのでおすすめです。水筒を持つことで節約意識が高まるメリットも生まれるでしょう。