カロリー貯金とは?食費の節約はダイエットに、アプリややり方紹介!

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「カロリー貯金って何?」

「カロリー貯金のやり方は?」

「カロリー貯金って、食費も節約できるの?」と思っていませんか?

リバウンドしにくいダイエットとして話題となったカロリー貯金ダイエット。

カロリーをお金のように見立てて、摂取カロリーと消費カロリーを管理し、体重を減らしていこうというダイエット方法です。

つらい食事制限や過度な運動をしなくても無理なくできるダイエット方法として、多くの人が成功しているのです。

さらに、カロリー貯金の魅力は節約的でもあるところ。

カロリー貯金ダイエットをすることで、同時に食費節約も期待できるのです。

今回は、貯金にもダイエットにもおすすめのカロリー貯金について詳しくご説明していきたいと思います。

食費節約のためにはカロリー貯金ダイエットがおすすめ

食費節約とダイエットには、実は共通点が多いのです。

だから、食費節約をしていると、いつの間にか体重が減っていたという嬉しいサプライズがある場合があるでしょう。

食費節約で年間16万円以上の節約効果が期待できる

食費を節約しようと思うと、外食を減らし自炊を増やすでしょう。

例えば、飲食店で和食定食を食べた場合、1,000円ほどになります。

自炊すれば、肉じゃが、焼き魚、味噌汁、ご飯を作っても1人あたり300円以下で作ることができます。

月に10回の外食を自炊にしたと想定しましょう。

1ヵ月7,000円、1年で84,000円も浮かすことができるのです。

節約のために、ジュースやコーヒーを買わずにマイボトルを持ち歩く人もいるでしょう。

ドリンク1本は100円ほどなので無駄遣いには思わないかもしれません。でも、手作り麦茶なら500mlあたりたったの2円です。

毎日ドリンクを買っているなら、1ヵ月2,940円、1年35,280円の節約が期待できます。

月10日以上外食をしている場合、夫婦で毎日缶コーヒーを買っているなどの習慣がある場合には、もっと節約効果が上がるでしょう。

また、外食した場合にも食費節約を意識していると、安く済ませようとするでしょう。

1,500円の日替わりランチと1,000円の日替わりランチがあれば、1,000円のほうを選ぶはずです。

また、いつもはデザートを注文する人も、食費を節約しようと思えばデザートは我慢するでしょう。

毎週末に外食する人の場合、毎回500円ずつ安いメニューにしたと想定しましょう。

1ヵ月4,000円、1年では48,000円の節約が期待できるのです。

このような食費節約方法で、1年167,280円もの節約が見込めることになります。

食費節約でダイエット効果が高まる

外食のメニューは高カロリーのものが多いです。

自炊は外食に比べると低カロリーになります。

例えば、ファミリーレストランでハンバーグ定食を食べると800kcal~900kcalになるでしょう。

自炊なら、肉じゃが1人分は約150kcal、焼き魚1人分は約150kcal~170kcalなど、ぐんとカロリーをおさえることができるのです。

ヘルシー献立を作る意識すれば、大幅にカロリーをおさえることも可能です。

また、頻繁にジュースやコーヒーを買わずにお茶を持ち歩く習慣になることで、摂取カロリーは確実に減ります。

さらに外食に行ったときでも、金額をおさえたり、デザートを控えることで、同時にカロリーもおさえられるでしょう。

食費節約をすることで、ダイエット効果が自然と上がるのです。

節約とダイエットの関係については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

食費節約&ダイエットは習慣化が大切

食費節約をしていると、自然とダイエット効果が高まります。

でも、両方の効果を高めるためには持続することが非常に重要です。

節約とダイエットは、どちらもリバンドしやすいという共通点があります。

だから、途中で挫折することがないように習慣化させることが大切なのです。

そこでおすすめしたいのが、人気のカロリー貯金です。

ダイエットを習慣化させることができるので、同時に食費節約効果も持続できるでしょう。

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カロリー貯金とは?

カロリー貯金とは?

人気ダイエットブロガーのホネホネロックさんが、2018年5月26日「カロリー貯金ダイエット」という書籍を発売。正しい知識にもとづきた方法で、無理なくすこやかに続けられるダイエット方法を提案。

多くの人を成功に導いているのです。

カロリーをお金に見立てている

このダイエット方法の面白いところは、カロリーをお金に見立てているところ。

貯金を増やすために「今月はこれくらいの収入があるから、支出はこれくらいおさえよう」と節約生活を頑張っているあなたにとって、とても楽しめるダイエット方法と言えるのです。

例えば、1ヵ月の収入が20万円の人が、1ヵ月に20万円使ったとしましょう。お金はプラスにもマイナスにもなりません。

同じように、摂取カロリーが2000kcalの場合、消費カロリーが2000kcalなら、体重はプラスにもマイナスにもなりません。

2000kcalの食べ物を食べても、体を動かして2000kcal消費すれば、食べた分のエネルギーは消費されて体の中には残らないのです。

もし摂取カロリーよりも消費カロリーが少なければ、体重は増えるでしょう。

摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ、体重は減るということになるのです。

カロリーを貯金に見立てる

さらに、カロリー貯金は、その名の通り、カロリーを貯金に見立ててダイエットしていきます。

ここでポイントなのは、体重1kg減らすためには7200kcal消費する必要があるという考えです。

脂肪1gは9kcalなのですが、そのうち20%は水分など。80%が脂質なので、脂肪1gを減らすためには7.2kcalを消費する必要があります。

だから1kg(1000g)消費するためには、7200kcal消費すれば良いことになるのです。

まず、このことを頭に入れておいてください。

つまり、1ヵ月に1kg体重を減らしたいなら、7200kcal÷30日=240kcal消費すれば良いということになります。

摂取カロリー240kcalの目安は、ごはん普通盛り1杯、どら焼き1個程度になります。

消費カロリー240kcalの目安(体重50kg女性の場合)は、ジョギングなら約30分、ウォーキングなら約60分です。
この240kcalを貯金に見立てるのです。

「今日は30分ジョギングをしたから240kcal貯金できた」

「今日はごはん1杯食べなかったから240kcl貯金できた」

などと、毎日記録をつけていきます。摂取カロリーと消費カロリーはネットやアプリで簡単に調べることができます。

カロリー貯金のメリットは?

カロリー貯金ダイエットについて、だんだんわかってきたと思います。

次に、カロリー貯金のメリットを見てみましょう。

体重に一喜一憂しなくていい

ダイエットをしていると「今日は100gも減った!」「昨日食べ過ぎたから200gも増えてしまった…」など、とにかく体重に一喜一憂する生活になります。

1日に何回も体重計に乗ってしまう人も多いでしょう。

体重の増減によってモチベーションが上がるメリットもありますが、ストレスになるデメリットのほうが大きいです。

カロリー貯金ダイエットの場合には、実際の体重を測る必要はありません。

体重は、様々な要因によって左右されるので1日およそ1kgくらいは変動するものです。だから、カロリー貯金では「体重は後からついてくる」と考えます。

摂取カロリーと消費カロリーを計算したカロリー貯金ノートをつけていけば、どれくらいで目標体重に到達できるかわかります。

毎日〇kcalずつ貯金すれば、1ヵ月後には△kg減るだろうという安心感があるので、日々の体重に振り回されるストレスから解放されるのです。

夜食べても、飲み会があっても良い

一般的なダイエットの場合、夜にたくさん食べるのはNGです。飲み会ももちろんご法度です。

しかし、カロリー貯金は1日単位、月単位で摂取カロリーを管理するため、夜に多めに食べても飲み会があっても気になりません。

夜にたくさん食べる時には、朝と昼の摂取カロリーをおさえればOK。

飲み会があるなら、前日に摂取カロリーを減らして貯金カロリーを増やしておけば良いのです。

甘いものを食べてもよい

貯金ダイエットは、カロリーの数値しか見ないので、甘いものを食べてもOK。

糖質ダイエットのようなストレスがないでしょう。

食べて良いもの、悪いものを考える面倒もないので、気楽にできるダイエットでもあります。

過度な運動をしなくていい

ダイエットと言えば、食事制限と運動です。

過度な運動をしてダイエットを頑張っている人は多いでしょう。

カロリー貯金の場合、適度な運動は必要になりますが、過度な運動をする必要はありません。

ダイエットしたいけど運動する時間がないという人も、無理なく続けることができるでしょう。

リバウンドしにくい

カロリー貯金ダイエットは、一般的なダイエットに比べると「食事制限が少ない」「過度な運動が必要ない」ため、楽しく続けることができるでしょう。

だから、リバウンドがしにくいメリットがあるのです。

厳しい食事制限ダイエットをすれば、すぐに効果は出ます。でも、すぐにリバウンドしてしまうでしょう。

「5kg痩せるまで辛いダイエットを頑張ろう」と厳しい食事制限に耐えても、5kg痩せたら気が緩んでいつの間にか食べ過ぎてしまうのです。

カロリー貯金ダイエットは、それほど辛いダイエットではないので、目標を達成した後もそのまま続けることができるでしょう。

体重コンロトールの習慣がつく

カロリー貯金を続けていると、目標体重に対して「どれくらい食べればいいのか」「どれくらい動けばよいのか」というカロリー貯金の収支のバランスが身についていきます。

摂取カロリーと消費カロリーを計算してカロリー貯金ノートをつけていくので、習慣化しやすいです。

ダイエットをやめた後も、その身に付いた感覚はずっと続くでしょう。

太らないための生活が習慣化されるメリットがあるのです。

カロリー貯金のデメリットは?

非常にメリットが多いカロリー貯金ですが、2つデメリットがあります。

カロリー計算が面倒

カロリー貯金の肝はカロリーです。

だから、摂取カロリー、消費カロリーを常に計算する必要があります。

数字が苦手な人などは、このカロリー計算が面倒に感じるかもしれません。

しかし、最近はネットやアプリで簡単にカロリー計算できる方法もあるので、昔のような面倒さはないでしょう。

計算通りにいかないこともある

カロリー貯金は、あくまでもざっくり計算して行うものです。

この後に、詳しい計算方法をご説明していきますが、この計算はピッタリ合わないこともあります。

1ヵ月で3kg痩せるためには、1日これくらいのカロリー貯金すればいいという計算のもと、食べる量を減らしたり運動したりします。でも、実際には2kgしか減らなかったという場合もあるのです。

でも、長く続けるうちに上手く体重コントロールができるようになるでしょう。

はじめは計算通りの体重にならなくても、気長に行うことが大切です。

カロリー貯金のやり方は?

それでは、実際にどのような手順でカロリー貯金を進めていくのでしょうか。

カロリー貯金の具体的な5ステップをご説明します。

1.あなたの1日の消費カロリーを決める

まず、あなたが1日にどれくらいカロリーを消費しているのか調べます。

1日に使うエネルギーには、何もしなくても生命維持のために消費するエネルギーである「基礎代謝」と、日常生活や運動で消費するエネルギーである「活動代謝」があります。

消費エネルギーを計算するためには、基礎代謝に身体活動レベルをかけるのが一般的な計算方法です。

生活スタイルによって、あまり動かない人は基礎代謝に1.5をかけ、普通の人は1.75、よく動く人は2.0をかけます。
複雑な計算のように思いますが、ご安心ください。

インターネットで「1日の消費カロリー計算」などと検索すれば簡単に計算できるサイトがあります。

あなたの体重、性別、年齢、さらに身体活動レベルなどを入力するだけで1日の消費カロリーがわかります。

一例として、47kgの女性41才で、あまり動かないしない人の場合、基礎代謝は1100~1200kcal、消費エネルギーは1500~1600kcalくらいになります。

2.摂取カロリーを計算する

次に摂取カロリーを計算します。

摂取カロリーとは食べた物のカロリーのことです。

この摂取カロリー計算が面倒そうと心配する人がいると思いますが、最近は簡単に摂取カロリー計算ができます。

まず菓子パンやお菓子などには商品パッケージにカロリー表示があります。

それ以外の食べ物の場合には、ネットやアプリでカロリー計算ができるのです。

カロリー貯金ダイエットにおすすめのアプリは、この後にご紹介していきます。

3.カロリー貯金を計算する

1日の摂取カロリーと消費カロリーがわかったら、「摂取カロリー」-「消費カロリー」で計算しましょう。このカロリーが貯金ということになります。

消費カロリーが1600kcalの人の場合、摂取カロリーが1400kcalであれば、200kcal貯金できることになります。

カロリー貯金を習慣化させるためには、毎日ノートをつけるのがおすすめです。

  • 4月1日 消費カロリー1600kcal 摂取カロリー1400kcal  貯金カロリー「+200kcal」
  • 4月2日 消費カロリー1700kcal 摂取カロリー1800kcal  貯金カロリー「-100kcal」
  • 4月3日 消費カロリー1600kcal 摂取カロリー1500kcal  貯金カロリー「+100kcal」

このような流れで書いていくと、1ヵ月の貯金カロリーがわかります。

4.カロリー7200kcalで体重は1kg減る

カロリー貯金は、7200kcalで1kg体重が変化するというルールに基づいています。

1ヵ月のカロリー貯金を計算して1ヵ月何キロ変化するのか知ることができます。

14400lcalの貯金が貯まっていれば、2kg減量できることになるのです。

カロリー計算はアプリがおすすめ

カロリー貯金をする上で重要なのが、カロリー計算です。

食べた物のカロリーをできるだけ正確に計算する必要があります。

お菓子やパンなど、パッケージにカロリー表示がある商品もありますが、おすすめはカロリー計算アプリです。

当貯金ブログおすすめの3つのアプリをご紹介しましょう。

カロリDiet:カロリー計算&ダイエット記録サポートアプリ

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➤Google Play:カロリDiet:カロリー計算&ダイエット記録サポートアプリ

あのコナミスポーツが運営するカロリー計算の無料アプリです。

食べたカロリーと、運動した消費したカロリーが記録できるようになっていて、自動的にカロリー収支がわかるのです。

このアプリだけでカロリー貯金管理ができてしまうのでおすすめです。

三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物のカロリー比率もグラフで表示されるので、バランス良い食生活を意識することができるでしょう。

あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ

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➤App store:あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ
➤Google Play:あすけんダイエット 体重記録とカロリー管理アプリ

簡単に食事を記録するたけでカロリー計算や体重管理ができる無料アプリです。

会員数400万人突破のダイエットを頑張る人に大人気アプリでもります。

市販商品、外食など10万件以上の食事データーから簡単検索することができて、自動で栄養計算されます。

面倒なカロリー計算が、このアプリならサクサクできるでしょう。

さらに、毎日栄養士からのダイエット役立ち情報が提供されるので、ダイエット意識が高まります。

ダイエット・体重管理アプリなら【楽々カロリー】

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➤App store:ダイエット・体重管理アプリなら【楽々カロリー】
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かわいいデザインで女性に大人気のカロリー計算の無料アプリです。

食品データをもとに食べたものを記録。食品データにはカロリー量が含まれているので、1日の摂取カロリーを記録することができます。

体重と体脂肪を記録する機能もあり、グラフで変化を確認することができます。

ただし、消費カロリーを計算したり記録する機能はついていないので注意しましょう。

このようなアプリを使えば、面倒なカロリー計算が楽しくなるでしょう。

ダイエット意識もアップするので、ぜひ利用してみてください。

まとめ

食費を節約すると、外食より自炊が増えます。

さらに、水筒を持ち歩くことで甘いドリンクを飲むことがなくなるでしょう。これによりダイエット効果も期待できるのです。

節約もダイエットも叶えたい人は、ぜひダイエットも食費節約も成功させる方法を考えましょう。

そこでおすすめなのが、今回ご紹介してきたカロリー貯金ダイエットです。

カロリーを貯金するというユニークな考えが、節約生活にピッタリ。

無理なく楽しくダイエットできて、食費節約にもつながるでしょう。

貯金もしたい、ダイエットもしたいという欲ばりな人におすすめの方法です。ぜひ試してみてください。

節約したお金を賢く貯金するには
工夫して節約したお金をそのままお財布に入れておくのは賢い方法ではありません。
そのお金をどのようにしたら更に効率よく増えるのか考えましょう。
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当貯金ブログの評価


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/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この栄養バランスを考えた節約方法で
167,280円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:外食を減らすことで1年▲84,000円、水筒を持ち歩くことで1年▲35,280円、外食メニューを安くすることで1年▲48,000円)

食費節約しながらダイエットもできたら最高です。カロリー貯金ダイエットなら習慣化して無理なく続けることができるのでおすすめです。