「貯金箱でお金を貯めたい!」と思っていませんか?
「貯金は初心者だから、まずは貯金箱からはじめてみたい。」
「今までいろいろな貯金方法に失敗してきたから、昔ながらの貯金箱貯金をしてみよう」
など、貯金箱で貯金をはじめようと思っている人は、意外とたくさんいます。
実は最近、お金のプロも貯金箱で小銭貯金をしている人が多いのです。
貯金箱貯金は、気軽にはじめることができて、無理なく続けられるメリットがあります。
貯金するお金の単位は小さくても、年間で考えると大きな貯金額になる魅力もあるのです。
今回は、貯金箱でお金が貯まる方法を考えていきたいと思います。
貯金箱効果を高めてくれる「貯めたくなる貯金箱」もご紹介していきます。
貯金箱で貯金が貯まる方法とは?
多くの人が一度は経験のある貯金箱貯金。
最近は、様々なツールを使った流行りの貯金方法がありますが、昔ながらの貯金方法である貯金箱貯金も注目されています。
お金のプロも小銭貯金をする人が増えているほどです。
貯金箱貯金は、特にルールはありません。
貯金箱にお金を貯めるだけです。
でも、効果的にお金が貯めたいなら、以下のような貯金方法がおすすめです。
500円貯金
貯金箱にお金を貯める方法として定番なのが、500円貯金です。
アナウンサーの安住紳一郎さんは、8年間500円貯金をして230万円貯めたということで話題になりました。
8年で230万円ということは、単純計算すると、1年で287,500円、1ヵ月約24,000円と貯金していることになります。
つまり、1ヵ月に48枚の500円玉を貯金すれば、8年で230万円貯めることができるのです。
お財布の中に500円玉を見つけた時、買い物をしたお釣りの中に500円玉があった時、貯金箱に貯金するのが500円貯金の方法です。
絶対的なルールはありませんが、しっかりルールを決めておくことが肝心。
500円は、小銭の中では大きな金額なので、ルールが決まっていないと「もったいないから貯金しないでおこう」と甘くなってしまいます。
帰宅したらすぐに財布をチェックし、500円玉があったら貯金箱に入れるというルールがおすすめです。
10円、100円などと違い、500円だとあっという間に高額貯金できるメリットがあります。
1ヵ月に10回500円貯金をしたとしましょう。年間で60,000円もの貯金が貯まるのです。
仮に毎日500円貯金したら、182,500円にもなります。
一人で毎日500円ずつ貯金するのは難しいですが、家族で協力すれば貯金効果がアップするでしょう。
500円貯金は、500円玉がないとできません。だから、500円玉を手に入れるために、無駄な買い物をしてしまう可能性があります。
お釣りに500円玉が入るように買い物をしたら、必要ないものまで買っていた…というデメリットがあるのです。
365日貯金
毎日お金を貯められるユニークな貯金方法です。
ゲーム感覚で楽しめるということでSNSで話題になりました。
準備するものは、1~365までの数字を書いたシートです。
手書きやエクセルで作ることもできますが、無料ダウンロードできるシートもあります。
「365日貯金 シート」で検索してみてください。かわいいシートがたくさん見つけられるでしょう。
シートは壁に貼って使うと便利です。
基本ルールは、1日1回、そのシートの中にある好きな数字を選び、その金額を貯金箱に入金していくことです。
「1」を選んだら1円を貯金箱に入れて、「1」のマスを塗りつぶします。
「365」を選んだら365円を貯金箱に入れて、「365」のマスを塗りつぶします。
順番はランダムでOK。好きな数字をどんどん塗りつぶしていき、1年間で全ての数字が塗りつぶされることになります。
この方法で貯金すると年間66,795円貯まる計算になります。
小銭がたくさんあるときは、一気に貯金すれば良いので財布の中が小銭でパンパンになることがありません。
数字を塗りつぶしていくのは充実感と面白さがあります。ゲーム感覚でできるメリットがあるのです。
はじめは、お財布の中の小銭に合わせて好きな金額を貯金していくことができますが、だんだん選択肢が少なくなってくると小銭を合わせるのが難しくなってきます。
「365」「293」「156」だけの数字が残っていても、その数字ピッタリの小銭があるとは限りません。
100円玉があった場合、35と65の数字を塗りつぶして翌日は貯金しない等、ある程度臨機応変に続けましょう。
ごとうび貯金
instagramで話題になった貯金方法です。
毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日と、「5」か「0」がつく日に貯金をする方法です。
毎月「5」「0」のつく日に貯金するのですが、金額に決まりはありません。
100円でも500円でも良いので、貯金箱に入れていきます。
「5」「0」がつく日には、朝起きたらすぐに貯金箱に貯金して、カレンダーに〇を書くようにすると良いでしょう。習慣にすることが大切です。
仮にそれぞれ500円ずつ貯金したとしましょう。1ヵ月3,000円、1年で36,000円の貯金が期待できます。
月に6回500円を貯金箱に入れただけで、3万円以上になるのです。
ごとうび貯金の目的は、貯金を習慣化することです。「5」「0」のつく日だけにこだわる必要はありません。
「5」「0」がつく日だと多すぎるなら、「5」がつく日だけでも良いでしょう。
「5」「0」がつく日だけだと少ない場合には、さらに「3」のつく日も貯金する等、あなたなりに調整してもOKです。
貯金すべき日が決まっているので、習慣化することができます。
明日は「5日だから500円玉をとっておこう」など、貯金意識が高まるでしょう。
金額の決まりはないので、お金が足りないときは少額になってしまいがち。なかなかお金が貯まらないデメリットがあります。
給料日の25日には1,000円分小銭貯金するなど、ある程度貯金額のルールを決めると良いでしょう。
つもり貯金
こちらも定番で人気の高い貯金方法です。
「何かをしたつもり」になって、使うはずだったお金をそのまま貯金箱に入れるのです。
「缶コーヒーを買ったつもりになって120円貯金箱に入れる」「バス代を使わずに徒歩で帰り200円を貯金箱に入れる」「スイーツを我慢して300円貯金箱に入れる」など、様々なシーンでつもり貯金ができるでしょう。
1日100円だけつもり貯金しただけでも、年間36,500円の貯金が期待できます。
つもり貯金は、ついつい自分に甘くなってしまうので、しっかりルールを決めておくことが重要です。
つもり貯金を徹底するためには、つもり貯金をする時に、そのお金を別にしておくと良いでしょう。
例えば、自販機で缶コーヒーを買おうと思ったときに「缶コーヒーを買ったつもりで120円貯金しよう」とつもり貯金するとします。
そのタイミングで、財布の中から120円を出して、別にしておくのです。
小銭入れが2ポケットになっている財布なら、片方のポケットにつもり貯金分の小銭を入れておきましょう。
1ポケットなら、財布にポチ袋を入れておくのがおすすめ。その中につもり貯金分の小銭を入れておきましょう。
帰宅したら、つもり貯金分のお金はすぐに貯金箱に入れましょう。
つもり貯金をすると、自然と節約する意識が高まります。
だから、無駄遣いが少なくなるでしょう。
頑張りすぎるとストレスになってしまう恐れがあります。
あまり我慢しすぎるのは禁物です。
「半額のお肉を買ったら、その半額分を貯金する」など、少しルールを緩めると良いでしょう。
貯金箱で貯金効果を高めるコツとは?
貯金箱でお金を貯める4つの方法をご紹介してきました。
次に、その効果を高めるコツを見ていきたいと思います。
貯金目標を決める
貯金箱貯金のメリットは、少額から気軽に始められることです。
しかし言い換えると、少額なのですぐに効果が出にくいというデメリットがあるのです。
効果を出すためは、コツコツ続けることが大切です。
そのためには貯金目標を明確にすると良いでしょう。
漠然とお金を貯めようと思っても、目標がないとやる気が出ません。
だから長続きしないでしょう。
「5万円貯まったら旅行に行く」「1年間貯金を頑張ったら、豪華な外食をする」など、具体的な目標を決めてから貯め始めると、やる気が持続するでしょう。
貯金するタイミングを決める
貯金箱貯金は、基本的に自由度が高いです。この気楽さがメリットなのですが、「今日は貯金しなくてもいいかな」と軽い気持ちになってしまうデメリットがあるのです。
そこでおすすめなのが、貯金箱に貯金するタイミングを決めることです。
「帰宅したら、まずお財布の中をチェックして貯金箱にお金を入れる」「朝起きたら貯金してから出勤する」など、あなたが貯金しやすいタイミングを考えてルールを作りましょう。
見える場所に貯金箱を置く
貯金箱を見える場所に置くことも大切です。
そうすればお金を入れ忘れることが少なくなるでしょう。
バックを置く場所の近くなど、財布からサッとお金を出しやすい場所を選んでください。
見えない場所に置いてしまうと、せっかくの貯金箱が忘れられてしまうのでもったいないです。
家計簿には出費として記入する
貯金箱に貯金すると家計簿がぐちゃぐちゃになってしまい、お金の管理が徹底できなくなってしまうことがあります。
家計簿をつけている人は、貯金箱に貯金したお金はしっかり家計簿に記入するようにしましょう。
雑費に「貯金」として計上すれば、残高がずれることがないので、お金の管理が混乱することがありません。
貯めたくなるおすすめ貯金箱
貯金箱で貯金する方法、コツについてご説明してきました。
貯金箱が1つあるだけで、気軽でありながら効率よく貯金することができるのです。
ここからはそんな貯金箱貯金のためにおすすめの「貯めたくなる貯金箱」をご紹介したいと思います。
タイプ別にご紹介するので、あなたに合ったタイプの貯金箱を見つけてください。
開けられないタイプ
「小銭が必要になるとついつい貯金箱から取り出してしまう…」「いつも途中で貯金箱の中身を出してしまう」という人は、開けられないタイプの貯金箱を使いましょう。
コイン取り出し口はなく、取り出すときには缶切りやハンマーなどを使って壊す必要があります。
あえて開けるのが面倒な作りになっているので、取り出そうとする気持ちに負けることがなくなります。
「今度こそ本気で貯金したい!」人におすすめの貯金箱です。
開けられない貯金箱として、根強い人気があるシリーズです。
「10万円貯まる」というインパクトのあるデザインが、貯金するやる気を盛り上げてくれるでしょう。
スパナがないと開けられない貯金箱。開けるのにかなり苦労します。
高額商品ではありますが、本気で絶対貯めたい人におすすめです。
様々なメディアで紹介された話題商品でもあります。
ユニークタイプ
貯金箱貯金を継続させるためには、楽しむことが大切です。
そのためには、楽しい貯金箱である必要があります。
お金を入れるたびに笑ってしまう貯金箱なら「今日もお金を入れよう」という気持ちになれるでしょう。
家族みんなで盛り上がれる魅力もあります。
貯金箱貯金がつまらないと思っている人は、ぜひユニークな貯金箱を選んでください。
リアルサイズの一千万円札束型の貯金箱。見ているだけでテンションが上がるでしょう。
全て500円硬貨入れると100万円貯まる設計になっています。
デザイン性だけでなく機能性も兼ね備えた優れものです。
「本物のコーラの缶?」と思ってしまうユニーク貯金箱。
お客さんが来たときに二度見されること間違いなしのおもしろ商品です。
お値段がリーズナブルなところも魅力です。
Wi-Fiを利用して楽しめるユニーク貯金箱。
通ったり、話しかけると勝手に話し始めて、貯金を促します。
貯金額を教えてくれるのはもちろん、天気やニュースも教えてくれるカワイイ貯金箱です。
おしゃれタイプ
「いかにもな貯金箱はちょっと恥ずかしい…」というなら、インテリアにもなるおしゃれな貯金箱を選びましょう。
お部屋のアクセントになるおしゃれな貯金箱がたくさんあります。
お客さんが来ても、貯金箱を置いているとは気づかないでしょう。
貯金が達成できた時には、インテリア小物として使い続けられるメリットもあります。
フィンランドのノルディア銀行がノベルティとして配っていた貯金箱の復刻版です。北欧インテリア好きにはたまらない商品です。
カワイイ表情がなんとも魅力的。お子様も楽しく貯金できるでしょう。
貯金箱定番デザインであるブタの貯金箱。
しかし、ふつうのブタの貯金箱とは違いデザイン性の高いおしゃれな商品です。
アンティークインテリア小物として楽しむことができるでしょう。
まとめ
今回は、貯金箱でお金を貯める方法についてご紹介してきました。
様々な貯金方法がある今の時代だからこそ、基本に返って貯金箱貯金をしようという人が増えています。
お金のプロほど500円貯金をしているというのです。
貯金箱貯金は、貯金箱があればすぐにはじめることができます。そんな気軽さがありながら、意外とお金が貯まるのが貯金箱貯金の魅力です。
今回ご紹介した方法、コツを実践すれば、毎日の負担は少なくても、しっかり貯金ができるでしょう。
ポイントは「貯めたくなる貯金箱」を使うこと。長く続けられるようなあなた好みの貯金箱を見つけてください。
効率良く節約生活を進めるためには、銀行口座を3つにすることが大切です。家計費用口座、特別出費用口座、貯蓄用口座に分けることで、いつのまにか貯金が増えていくかもしれません。それでは口座開設はどこがいいか?当節約ブログおすすめはイオン銀行です。
78点/100点中
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度
私の場合(夫婦・子供2人)だと、この貯めたくなる貯金箱節約方法で
321,795円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。
(計算値:500円貯金で1年▲182,500円、365日貯金で1年▲66,795円、ごとうび貯金で1年▲36,000円、つもり貯金で1年▲36,500円)
上記の金額は、4種類の貯金箱貯金をした場合の合計金額です。でも、1つの貯金法だけでも、大きな貯金が期待できます。