スマホ料金どこが安い?3大キャリアで一番安い携帯料金はココ!

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「スマホ代料金どこが安い?」と思っていませんか?
ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの中で、一番安い料金プランがあるのはどこなのでしょうか。

毎月のスマホ代は大きな出費です。でも、スマホのない生活は難しいでしょう。
節約生活のためには、できるだけスマホ料金を安くしていく必要があります。

そこで今回はスマホ料金を安くする方法を知るために、3大キャリアを比較してみたいと思います。

一番安い携帯料金を知るためにチェックすべきポイントは「データ通信料」「通話料」「割引サービス」です。

3大キャリアの料金プランを比較すると、スマホ節約の方法が見えてくるでしょう。
「今使っている携帯電話会社は高いの?安いの?」と思っていたら、ぜひ参考にしてみてください。

スマホ料金は高くなっている

総務省統計局のデータによると、以下のように固定電話通信料よりも、移動電話通信料が急激に増えていることがわかります。

1世帯当たり1か月間の通信費の推移(二人以上の世帯)(平成元年~30年)(出典■:総務省統計局)

少し前のデータにはなりますが、平成30年の移動電話通信料は10,508円となっています。
1世帯あたり、年間12万円以上の携帯代がかかっているのです。

3大キャリアのスマホ料金どこが安い?

3大キャリアのスマホ料金どこが安い?

スマホ料金は、年間12万円以上もかかっていることがわかりました。
きちんと節約していく必要があります。

最近は格安スマホを検討している人も増えていますが、3大キャリアでも安い料金プランはあります。

安心の3大キャリアを使いつつ、スマホ料金を安くする方法を考えていきましょう。

一番安い携帯料金を知るポイントは3つ

3大キャリアの中で一番安い携帯料金を知るためには、以下の3つを比較する必要があります。

スマホ料金は複雑で比較するのが難しそうに見えますが、この3つだけおさえれば、安い携帯料金がわかりやすくなります。

  • データ通信料
  • 通話料
  • 割引サービス

ドコモ、au、ソフトバンクを順番に比較していきましょう。

3大キャリアのデータ通信料比較

3大キャリアのデータ通信料比較

まずは、データ通信料を比較します。
ネット、メール、アプリなどの通信するときに発生する料金です。

データの大きさを表す単位はGB(ギガバイト)となっています。

3大キャリアとも、使ったデータ量に応じて料金が3~4段階アップするプランと、大容量使い放題プランに分かれています。

ドコモのデータ通信料

ドコモの使ったデータ量に応じたプランは「ギガホライト」です。
1GB、3GB、5GB、7GBの4段階になっています。

大容量使い放題プランは「ギガホ」です。4G向けは60GBまで、5G向けは100GBまで使い放題となっています。

4G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約あり 定期契約なし
1GB未満 2,980円 3,150円
3GB未満 3,980円 4,150円
5GB未満 4,980円 5,150円
7GB未満 5,980円 6,150円
大容量(60GB) 6,980円 7,150円

5G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約なし
1GB未満 3,150円
3GB未満 4,150円
5GB未満 5,150円
7GB未満 6,150円
大容量(100GB) 7,650円

auのデータ通信料

auの使ったデータ量に応じたプランは、4G向けは「ピタットプラン4G LTE」、5G向けの「ピタットプラン5G」です。

1GB、4GB、7GBの3段階になっています。

大容量使い放題プランは、4G向け「データMAXプラン4G LTE」と、5G向け「データMAXプラン5G」です。

どちらも上限なしの使い放題プランです。
データが2GB以下だった月は、1,480円割引になります。

さらにNetflix見放題がプラスされた料金プランもあります。

4G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約あり 定期契約なし
1GB未満 2,980円 3,150円
4GB未満 3,980円 4,150円
7GB未満 5,480円 5,650円
大容量(無制限) 6,480円 6,650円
大容量(無制限)Netflixあり 7,280円 7,450円

「スマホ応援割Ⅱ」(6ヶ月間1,000円/月割引)の割引が適応になった料金です。

5G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約なし
1GB未満 2,980円
4GB未満 3,980円
7GB未満 5,480円
大容量(無制限) 6,480円
大容量(無制限)Netflixあり 7,280円

「スマホ応援割Ⅱ」(6ヶ月間1,000円/月割引)「5Gスタートキャンペーン」(25ヶ月間1,000円/月割引)の割引が適応になった料金です。

ソフトバンクのデータ通信料

ソフトバンクの、使ったデータ量に応じたプランは、4G向け、5G向けともに「ミニフィットプラン」です。

1GB、2GB、5GBの3段階になっています。
大容量使い放題プランは、4G向け、5G向けともに「メリハリプラン」です。

データが2GB以下だった月は1,500割引になります。

さらに、Facebook、Twitter、Instagram等の動画、SNSサービスはデータ通信量としてカウントされないため使い放題です。

4G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約なし
1GB未満 3,000円
2GB未満 4,000円
5GB未満 5,500円
大容量(50GB) 6,500円

5G向けの月額料金は以下のようになります。

定期契約なし
1GB未満 3,000円
2GB未満 4,000円
5GB未満 5,500円
大容量(50GB) 6,500円
最安値プランは3大キャリアほぼ同じ

このように、一番安い料金プランはドコモとauで2,980円です。
ソフトバンクも3,000円なのでほぼ同じと言えます。

データ使用量が1GBであることが条件です。
2GB~7GBの間のプランは、ドコモ、auに比べてソフトバンクがやや高い料金設定になっています。

大容量プランはソフトバンクがお得

大容量プランで一番安い料金プランはソフトバンクです。

Facebook、Twitter、Instagramなどを使うことが多いなら、ソフトバンクのメリハリプランが非常にお得です。

ただし、auだけが無制限で使い放題となっています。
データ使用量を気にせず使いたいなら、auがおすすめです。

一番安いデータ通信料にするカギはWi-fiの利用

3大キャリアで通信料を安くするためには、1ヶ月1GB以下にすることがポイントです。
そうすれば2,980円or3,000円におさえることができます。

データ使用量を1GB以下にするために欠かせないのはWi-fiの利用です。
ケーブルなしでインターネットに接続することができるのがWi-fiです。

マンション、アパートの場合には無料Wi-fi完備が増えています。戸建でも利用している人が多いでしょう。

まだWi-fiを利用していないなら導入することで、毎月のデータ使用量をぐんと減らすことができます。

戸建の場合、Wi-fiを使うためには専用ルーターを購入する必要があります。1万円前後が相場ですが、毎月のスマホ代を安くできることを考えると、高くはありません。

さらに外出中も、できるだけ無料Wi-fiを利用する工夫をしましょう。

また1GB以下におさえるためには、データ使用量を把握しておくことが大切です。

公式サイトからログインすると、現在のデータ使用量を確認することができます。こまめにチェックしておきましょう。

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3大キャリアの通話料比較

3大キャリアの通話料比較

次に、通話料を比較します。
ソフトバンクは基本料金980円がかかりますが、ドコモ、auに基本料金はありません。

3大キャリアとも、通話をすると30秒20円の通話料金が別途発生します。家族間通話は無料です。

家族以外の人と頻繁に電話をする場合には、通話オプションを付けることになります。
3大キャリアとも通話オプションは2つです。

国内電話24時間無料の通話オプション、国内通話5分以内は無料(5分以降は30秒20円)の通話オプションです。

3大キャリアの月額の通話料は以下のようになります。

ドコモ au ソフトバンク
家族間通話無料 0円 0円 980円
国内5分以内通話無料 700円 700円 800円
国内通話無料 1,700円 1,700円 1,800円

ドコモとauの通話料プランは同じ料金です。

基本料金がかからないので、ほとんど通話をしない人は、上記のデータ通信料のみの料金で済ませることができます。

ソフトバンクは、データ通信料に通話基本料金980円がプラスされることになります。

ドコモ、auに比べて割高に感じますが、4つの通話サービスが含まれているのです。

留守番電話プラス

3分以内の伝言100件まで保存することができます。(1週間)

割込通話

通話中に別の電話がかかってきた場合、受けることが可能です。

グループ通話

最大6人まで同時に通話することができます。

一定額ストップサービス

設定した料金を超過した場合、自動的に発信が停止されます。

このように、頻繁に電話をする人には便利な4つのサービスがついています。
仕事などで通話する機会が多い人は、ソフトバンクがおすすめです。

一番安い通話料にするカギは通話無料アプリの利用

通話頻度が多い人は、ソフトバンクが便利でしょう。

一番安い通話料にしたいなら、ドコモかauで通話オプションをつけないプランがスマホ料金を安くする方法になります。

そのためには、通話無料アプリの利用がカギになります。

「LINE」「Skype」をはじめ「Zoom」「SkyPhone」「Messenger」など、無料で利用できるアプリがどんどん増えています。

固定電話との通話のときには使うことができませんが、スマホ同士なら通話時間を気にせずに通話することができます。

無料でインストールすることができるのでコスパ抜群です。

通話無料アプリを利用して通話オプションをつけずに済めば、ドコモ、auの安いプランにできるでしょう。

3大キャリアの割引サービス比較

3大キャリアの割引サービス比較

3大キャリアともに、様々な割引サービスを提供しています。

新規契約から半年間など、期間限定で適応になるキャンペーン割引もありますが、注目したいのは、ずっと続く割引サービスです。

期間限定の割引の場合、新規契約時は安く感じますが、いつのまにか割引期間が終わって割高になっていた…ということがあります。

3大キャリアのずっと続く割引サービスは2つです。

1つ目は家族割。家族でキャリアを統一すると、人数に応じて毎月割引サービスが適応になります。
2つ目は光回線とのセット割。

3大キャリアのそれぞれの光回線とセット契約することで、毎月割引サービスが適応になるのです。スマホ1台ごとに1つの割引が適応になります。

3大キャリアは、それぞれスマホユーザーを増やすこと、光回線のユーザーを増やすことを目的に、このようなお得な割引サービスを展開しているのです。

3大キャリアの割引料金どうなっているのか確認していきましょう。

3大キャリアの家族割

3大キャリアの月額の家族割を比較してみましょう。

プラン名 家族の範囲 2名 3名 4名
ドコモ みんなドコモ割 3親等以内、別居可 500円割引 1,000円割引 1,000円割引
au 家族割プラス 同居家族 500円割引 1,000円割引 2,020円
ソフトバンク みんな家族+ 家族、親戚は別居可、同居人も可 500円割引 1,500円割引 2,000円

このように、それぞれ割引料金が異なります。
2名なら3大キャリアとも同額の500円割引です。

3名ならソフトバンクが1,500円割引とお得、4名以上ならauとソフトバンクはお得になります。

ただし、ソフトバンクの「みんな家族+」は、大容量プランの「メリハリプラン」のみ適応になります。「ミニフィットプラン」には適応にならないのでご注意ください。

さらに、割引額だけでなく家族の範囲に注目する必要があります。

auは同居家族に限られますが、ソフトバンクはシェアハウスの同居人も家族の範囲となっています。

家族割はあなたのご家族との利用状況によるため、どのキャリアが最も安くなるとは言えません。

しかしいずれにしても、家族でキャリアを統一することで年間のスマホ料金を大幅に安くすることができます。
例えば4人家族が全てauユーザーであれば、1人1ヶ月2,020円の割引が適応になります。
年間24,240円の節約が見込めるのです。

家族のスマホ通信費を節約する方法は、こちらの記事でもご紹介しています。参考にしてみてください。

3大キャリアの光回線セット割

ドコモ、au、ソフトバンク、それぞれ光回線を提供しています。

ドコモは「ドコモ光」、auは「auひかり」、ソフトバンクは「ソフトバンク光」です。

現在契約しているキャリアと同じ光回線にすると、以下のような割引が適応になります。

プラン名 1人あたり割引料金
ドコモ ドコモ光セット 1,000円割引
au auスマートバリュー 1,000円割引
ソフトバンク おうち割光セット 1,000円割引

このように3大キャリアとも同額の割引になっています。

しかも、家族1人につき1,000円の割引なので、家族で同じキャリアユーザーであれば、大きな節約が期待できるのです。

どこが安いというのではなく、スマホと光回線を統一することが重要です。

家族4人が同じキャリアのユーザーであれば、1人月額1,000円の割引になります。年間では12,000円の節約が見込めます。

スマホと光回線の節約方法は、こちらの記事でもご紹介していますので、参考にしてみてください。

3大キャリアの具体的な料金プラン比較

3大キャリアの具体的な料金プラン比較

3大キャリアの「データ通信料」「通話料」「割引サービス」を比較しながら、どこが安いのかご説明してきました。
最後に、それぞれの具体的な料金プランを比較したいと思います。

3大キャリアともに最安値プラン(1GB未満)はほぼ同じです。
大容量プランを比較してみましょう。
家族割プラン(4人以上)、光回線セット割が適応されるとどこまで安くなるのでしょうか。。

ドコモの大容量プランの月額料金は以下のようになります。

4Gギガホ 6,980円
ギガホ割(6ケ月間) ▲1,000円
みんなドコモ割 ▲1,000円
ドコモ光セット ▲1,000円
月額料金 ,980円

はじめの6ヶ月以降は、ギガホ割がなくなるので4,980円になります。

auの大容量プランの月額料金は以下のようになります。

データMAXプラン4GLTE 6,480円
家族割プラス ▲2,020円
auスマートバリュー ▲1,000円
月額料金 3,460円

ソフトバンクの大容量プランは以下のようになります。

データプランメリハリ 6,500円
電話基本パック 980円
5G基本料 1,000円
半年おトク割(6ヶ月間) ▲1,000円
5G無料キャンペーン(2年) ▲1,000円
みんな家族+ ▲2,000円
おうち割光セット ▲1,000円
月額料金 3,480円

はじめの6ヶ月以降は、半年おトク割がなくなるので4,480円になります。

このように、家族4人以上であれば、au(月額3,460円)とソフトバンク(月額3,480円)が安くなります。

しかし、ドコモ(月額3,980円)も大きな違いはありません。

3大キャリアとも、どこが一番安いというよりは、とにかく家族割と光回線セット割をいかに活用するかが、安さのカギになるでしょう。

今回は、ドコモ、au、ソフトバンクのスマホ料金どこが安いのか比較してきました。

一番安い携帯料金にしてスマホ料金を安くする方法は以下の4点です。

  • 最安値料金は3大キャリアほぼ同一。Wi-fiを利用してデータ使用量を1GB未満にするのが節約のカギ。
    大容量プランは、au、ソフトバンクが安い。データ使用量無制限はauのみ。
  • 通話料金はドコモ、auで通話オプションなしが安い。通話無料アプリを活用するのが節約のカギ。
  • 3大キャリアとも、家族割、光回線セット割で大幅に安くなる。

このように、3大キャリアの料金プランはそれほど大きな違いはなく、データ通信料、通話料を減らし、割引サービスを最大限利用することで、大幅に安くすることができます。

スマホ代は大きな固定費です。家計を楽にするために見直していきましょう。

当貯金ブログの評価


88点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この3大キャリアの安いスマホ料金節約方法で
6,240円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:家族割で1年▲24,240円、光回線セット割で1年▲12,000円)

スマホ代の見直しは、大きな節約の可能性を秘めています。自分にあったキャリアを選ぶことも重要ですが、データ通信料や通話料、さらに使える割引サービスがないか見直すことがおすすめです。