テレビやパソコンの電気代の節約法!使用率の高い機器にメスを!

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電気代を少なくしようと思っても、何から手をつけて良いかわからないもの。
電気代を効率良く節約するためには、使用率の高い家電から節約するのがおすすめです。
よく使う家電は年間の電気代が高く、電力の無駄遣いをしている可能性もあります。さらに電力量の高い家電の場合には、省エネ率の高い製品に買い替えるという選択肢もあります。
今回は、使用率の高い家電としてテレビとパソコンの電気代節約法について考えていきたいと思います。

テレビの電気代節約法は「買い替える」「使い方を工夫する」

テレビの電気代節約法は「買い替える」「使い方を工夫する

テレビは、エアコン、洗濯乾燥機、食洗器、冷蔵庫の次に電力量の多い家電とされています。ただつけているだけなのであまり電気代がかからないように思いますが、実はけっこう電力量が高い家電なのです。
テレビをつけっぱなしにしている時間が多いご家庭、お子様がテレビゲームをするために使用することが多いご家庭の場合には、さらに多くの電力量となっているでしょう。
これを節約するための方法は「買い替える」「使い方を工夫する」という節約法になります。詳しくご説明していきましょう。

テレビを買い替える節約法

資源エネルギー庁の情報では、2010年の32V型液晶テレビよりも、2017年の32V型液晶テレビのほうが34%の節約できるという結果が出ています。
一般的に画面の「大きさ」と「機能」によって電力量が変わります。機能とは、画素数、録画機能、動画表示速度などです。さらに省エネ機能が搭載されているかどうかによっても電力量が変わってきます。
もし今お使いのテレビが省エネ率の低い製品であれば、思い切って買い替えを検討するのも良いでしょう。
でもたくさんあるテレビの中から、節約しやすいテレビを選ぶのは難しいです。そこで、節電約できるテレビを選ぶポイントをご説明したいと思います。

画面の大きさ

画面が多くなるほど電力量が高くなります。
必要以上に大きな画面を選んでしまうと電気代が高くなる可能性があるので注意しましょう。部屋の大きさに合った画面を選ぶのが大切です。

年間消費電力量&待機電力量が

テレビのスペックとして、年間消費電力量や待機電力量が表示されています。年間消費電力量は一般家庭の平均視聴時間を基準として計算されたものです。平均よりもテレビを使用しているご家庭の場合は、もう少し高い数字を予想すると良いでしょう。
この年間消費量と待機電力量がより低い製品を選ぶことで節電につながります。

省エネ機能

省エネのための機能が搭載されたテレビなら、スムーズに節電することができます。明るさセンサー、OFFタイマー、無操作自動OFFなどの省エネ機能がついているものを選びましょう。

省エネ基準達成率

省エネ基準達成率とは省エネ法に基づいて定められたものです。製品ごとに設定されている省エネ性能の目標基準値を、何パーセント達成しているかを5つで表示しているものになります。
このの数が多いほど節電できる可能性が高くなります。
テレビのスペックを調べるのが苦手という方は、とりあえずの多いテレビを選ぶようにしましょう。

このようなポイントをおさえてテレビを買い替えることで、今よりもテレビにかかる電気代がおさえられる可能性があります。もちろん購入する料金はかかりますが、長い目で考えれば節約になるでしょう。

テレビの使い方を工夫する節約法

テレビは使用率が高い家電なので、特に使い方に気を付けたいです。以下の2つの節約法を習慣にすることで、節約をめざしましょう。

つけっぱなしはNG

テレビのつけっぱなしを続けていると電気代が高くなります。
意識してつけっぱなしにしていなくても、テレビをつけたまま寝てしまったり、テレビゲームをした後にそのまま電源を切らずにいることもあります。そのような無駄がないように家族で徹底していきましょう。
OFFタイマーや無操作自動OFF機能がついていれば賢く利用してください。
資源エネルギー庁によると、36V型液晶テレビで1日1時間テレビを見る時間を減らすことで年間16.79kWhの節電、約450円の節約になるというデータが出ています。
いつもテレビをつけっぱなしにしているご家庭の場合1日3時間テレビを消す時間を増やせば年間で1,350円の節電になるのです。
また1日中家にいない日や長期で留守にする時などは、待機電力量をおさせるためにコンセントを抜いておくことも大切です。
(参考データ:資源エネルギー庁)

明るすぎる、音が大きすぎるはNG

明るい画面、大音量でテレビを見ている方はいませんか?これも電力の無駄遣いになります。明るさも音も弱める習慣をつけることで電気代を節約していきましょう。
資源エネルギー庁の調べによると、32V型液晶テレビで画面の明るさを最大から中間に変えることで、年間27.1kWhの節電になり、電気代が約730円節約になるというデータが出ています。
(参考データ:資源エネルギー庁)

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パソコンの電気代節約法は「ノートパソコンに変える」「使い方を工夫する」こと

パソコンの電気代節約法は「ノートパソコンに変える」「使い方を工夫する」こと

家で仕事をしたり、ゲームや動画を見るなど、長時間パソコンを使っている場合には、パソコンの節電を優先的に考えましょう。
パソコンの電気代節約をするなら2つの方法がおすすめ。「ノートパソコンに変える」「使い方を工夫する」方法です。
詳しく見ていきましょう。

ノートパソコンに買い替える

デスクトップのパソコンをお使いの場合には、ノートパソコンに買えることで電気代を節約することが期待できます。
デスクトップパソコンの1時間の電力量は0.12kWhとなり、全国平均の電気料金27円で計算すると1時間3.24円になります。1日10時間使用したとすると1日32円、年間では11,680円になります。
一方ノートパソコンの1時間の電力量は0.03kWhとなり、1時間0.8円になります。1年間でも2,920円にしかなりません。デスクトップよりも8,760円も節約が見込めます。
デスクトップの方が多くの機能が搭載されているので、機能面を重視する場合にはノートパソコンに切り替えるのは難しいかもしれません。でもそれほど機能を必要としないならノートパソコンで賢く節約をしていきましょう。

使い方を工夫する

パソコンは使い方を工夫することで節約することができます。
使っていない時の節約法と、使っている時の節約法をご紹介しましょう。

スリープ機能を上手に使う

まずは使っていない時です。
ちょっと作業を中断する時に迷うのがシャットダウンすべきか、スリープにすべきかという問題です。
シャットダウンは電源を切ることですが、スリープは低消費電力状態で待機している状態です。どちらが節電になっているのでしょうか。
この問題についてMicrosoftが興味深い測定結果を出していました。
結論として90分以上パソコンを使わない場合はシャットダウン、90分以内にパソコンを使う時にはスリープのほうが、消費電力量が低いことがわかったのです。
(参考データ:Microsoft)
シャットダウンしている方が電源がOFFにいなっているので節電になっているように思いますが、シャットダウンする時には、シャットダウンと起動する電力がかかります。実はこのシャットダウンと起動の電力は、パソコンの電力の中で最も大きな消費電力となっているのです。
90分を目安にして、シャットダウンとスリープを使い分けることで節電に務めましょう。

画面の明るさを調整する

パソコンを使っている最中にできる節電方法としては、画面の明るさを調整することです。パソコンは100%の明るさから、75%、50%、25%と自由に設定することができます。この明るさを下げることで電気代を減らすことができるのです。
Microsoftの調査によると、100%の明るさから40%の明るさに変えることで約23%の節約になることがわかりました。
(参考データ:Microsoft)
通常のデスクストップの1時間の電力量は0.12kWhです。1日10時間の使用なら年間で11,680円の電気代になります。これを23%減することができれば、2,686円の節約が見込めます。

今回は電気代を節約するために、使用頻度の高い電化製品であるテレビとパソコンに焦点を当てて考えてきました。
テレビは電気代の高い家電の4位になるほど電気代が高いです。パソコンに関してはご家庭によって使用頻度が変わってくると思いますが、頻繁に使っている場合にはぜひ節約方法を実行してみてください。

電気切替で賢く電気代を節約する方法
電気代を節約するためには電気切り替えがおすすめ。自分に合った電力会社、そして料金サービスを選ぶことで年間の電気代を賢く削減することが見込めます。電力会社を比較するのが面倒なら電気料金比較サイトが便利。当貯金ブログおすすめの具体的な電気切替節約方法を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


60点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、テレビやパソコンの電気代の節約法で
13,526円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:テレビのつけっぱなし節約で1年▲1,350円、テレビの明るさ調整の節電で1年▲730円、ノートパソコンへの切り替えで1年▲8,760円、パソコンの明るさ調整の節電で2,686円)

一般的なテレビやパソコンの使用時間に応じて計算していますが、もっとテレビやパソコンを使用しているご家庭の場合にはもっと節約することが見込めるでしょう。