![お金の管理ノートの役割と書き方!家計管理のシンプルな形の決定版!](https://savings-blog.com/wp-content/uploads/2020/07/お金の管理ノートの役割と書き方!家計管理のシンプルな形の決定版!.jpg)
家計管理の方法を探していませんか?
「家計管理=家計簿」と思っているかもしれませんが、そうではありません。
家計管理の方法は人それぞれ。あなたに合った方法を選べば良いのです。
今回ご紹介したいのは、家計簿ではなくノートで管理する方法です。
管理ノートなら、シンプルな家計管理をすることができます。
家計簿だと面倒で上手くいかないなら、ぜひ家計管理ノートを試してみてください。
お金の管理ノートの役割、書き方を徹底解説していきたいと思います。
家計簿のメリットとデメリット
家計簿が長続きせず「私には家計管理は無理…」と諦めた経験があるかもしれません。
家計管理のツールとして便利な家計簿ですが、難点もあるため継続できない人が多いです。
家計管理ノートと比較するために、家計簿のメリットデメリットを考えてみましょう。
メリット
多くの人が家計簿を活用して家計管理をしているのは、以下のようなメリットがあるからでしょう。
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家計簿をつけていると「きっちり家計管理をしている」安心感があります。
日々お金の管理を頑張っているという達成感もあるでしょう。
この安心感と達成感が大きなメリットと言えます。
でも、ただ記録をつけるだけで満足してしまう恐れもあります。
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家計簿は基本的に書き方が決まっています。
レシートを見て、決まった項目に記入していくだけなので、考える必要がありません。
だから苦労せずに書けることがメリットの一つです。
デメリット
多くの人が頑張っている家計簿ですが、以下のようなデメリットもあるため挫折してしまう人も多いのです。
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家計簿は、一般的な家庭のライフスタイルを考えて項目を設定しています。
だから、いざ書いてみると不要な項目がたくさん出てきます。
衣料費、教養費、医療費など、毎月支出がない場合もあるでしょう。
そのような不要な項目が多いと家計簿が空白だらけで見にくくなってしまいます。
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家計簿は書き方が決まっているので楽な反面、複雑なので書くのが面倒になる場合もあります。
複雑すぎて自分には合わない…という理由で挫折してしまう人は多いでしょう。
受け身になってしまう
家計簿は受け身になりがちです。
これが、家計簿がただの記録帳になってしまう原因でもあります。
自分から書いている意識がないので、楽しくないし愛着も持てないので見返す作業をしないのです。
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家計簿は、やらされている感じがするため受け身になってしまいます。
だからモチベーションが上がらないのです。
これが大きなデメリットと言えるでしょう。
どんなに良い家計簿でも、モチベーションが下がればやめてしまいます。
だから長続きしない人が多いのです。
このように、考えずに書くことができて、家計管理をやっている安心感のある家計簿ですが、内容が複雑だったり項目が多いことから受け身になりがちというデメリットがあります。
だから長続きしない人が多いのです。
家計管理ノートのメリットとデメリット
次に家計管理ノートのメリット、デメリットを考えてみましょう。
家計簿と比較して何が違うのでしょうか。
メリット
家計管理ノートだと楽しく続けられる理由は、以下のようなメリットがあるからです。
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たくさんの項目に分かれていて、たくさんの記入欄がある家計簿に比べて、家計管理ノートはとてもシンプルです。
シンプルに管理できることが大きなメリットです。
もちろん複雑に作ることもできますが、思い切りシンプルにすることもできます。
シンプルに管理することで、お金の流れがとてもわかりやすくなるメリットもあります。
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家計管理ノートは、書き方が決まっていますが、家計管理ノートは自由です。
フリースタイルで書くことができるので、コメントを書いたり、日記のようにその日の出来事を書いたり、楽しく書くことができます。
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家計管理ノートは、自分で書き方を考えなければいけません。
どんな書き方をすればお金の流れがわかりやすくなるか、どんな書き方をすれば無駄遣いをなくすことができるか等、試行錯誤する必要があります。
この作業をすると、家計管理への意識が高まります。
受け身ではなく、自分から取り組むことができるのがメリットと言えるでしょう。
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家計管理ノートは、シンプルで簡単な内容なので、お金の流れがわかりやすくなります。だから結果が見えやすいのです。
毎月どれくらい貯金ができているのか、節約ができているのかがわかるので、モチベーションを上げることができます。だから頑張って続けることができるのです。
デメリット
おすすめの家計管理ノートですが、以下のようなデメリットもあります。
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試行錯誤して良い方法を見つけることで節約意識は高まりますが、良い方法を見つけるのは大変です。
一度良い方法を見つけてやってみても「本当にこの方法で良いのかしら…」と不安になることもあるでしょう。
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家計管理ノートは、真っ白なノートに自分で書いていきます。
だから、線を引いたり、項目を書いたり準備する必要があります。
これが面倒というデメリットがあります。
家計管理ノートは自由なので、シンプル、フリースタイルで書ける、さらに自分で考えるので節約意識が高まるメリットがあります。結果が見えやすいのでモチベーションも上がるでしょう。
でも、逆に自由だから良い方法を見つけるまで大変だったり、書く負担が大きいというデメリットもあります。
家計管理ノートがおすすめな人
家計簿と家計管理ノートのメリット、デメリットを見てきました。
どちらも、メリットデメリットがあるので、全ての人に家計管理ノートがおすすめなわけではありません。家計簿のほうが上手く家計管理できる人もいるでしょう。
家計管理ノートがおすすめな人は以下のような人です。
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家計管理ノートは、家計簿よりも自由に書くことが多いです。
だから、書くのが好きな人に向いています。
普段から手紙を書いたり、文字を書くのが好きな人は家計管理ノートがおすすめです。
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家計管理ノートをはじめると、お金の流れがわかりやすくなります。
貯金額もはっきりわかるので毎月節約するのが楽しくなるでしょう。
今、お金の流れをしっかり把握できていない人ほど、家計管理ノートをはじめると貯金効果が高まるでしょう。
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家計簿は複雑でモチベーションが上がらない人でも、家計管理ノートながら簡単で自由なので、楽しく家計管理することができるでしょう。
楽をして家計管理したい人におすすめの方法です。
家計管理ノートの役割
このように、家計簿よりもメリットが多い家計管理ノートですが、実際にどんなふうに管理していくのかイメージがわかないかもしれません。
もちろん自分で方法を考えるのが一番ですが、当節約ブログがおすすめする方法をご紹介したいと思います。
家計管理ノートは2冊用意しましょう。
それぞれのノートの役割ご説明をご説明します。
記録用ノート
まず1冊目のノートは、日々の収支を記入していくノートです。
家計簿のように項目ごと細かく記入する必要はありません。
お金が入ったとき、使ったときに、その内容をメモしておくことが目的です。
結果確認用ノート
もう1冊のノートは、1ヶ月の収支の結果を確認するノートです。
記録用ノートの内容を集計して、1ヶ月のお金の流れを明確にします。
翌月の予算を考えたり、無駄遣いがないか確認するのが目的です。
家計簿だとただ日々の収支を記録するだけになりがちですが、この結果確認ノートを作ることで、貯金を増やすための家計管理ができるようになるのです。
家計管理ノートの書き方
それでは実際にどのような書き方をすれば良いのでしょうか。
詳しくご説明していきましょう。
準備するものはノート2冊、ペン、シャープペン、カラーペン、バインダーです。
ノートは横罫線入りのものを選びます。サイズは何でもOKです。
ペンだけでなく、チェック用にカラーペンも用意しましょう。
バインダーはレシート保管用です。バインダーのポケットに1日ごとレシートを入れておけば、毎日ノートに書かなくてもまとめて書くことができます。
ステップ1:ノートに線を引く
まず、記録用ノートにペンで線を引きます。
日付、内容、収入、支出、残高、コメントの覧を作って線を引くだけです。
時間あるときに、少し多めに書いておくと良いでしょう。
ステップ3:収支を記入する
収入、支出を記入していきます。
使ったらすぐに記入しても良いですが、レシートをバインダーで保管しておけば毎日書く必要はありません。
時間があるときにまとめて書いてOKです。
以下のように書いていきましょう。
日付 | 内容 | 金額 | コメント |
4月1日 | スーパー(食品) | 3,000円 | |
ドラックストア(洗剤等) | 2,500円 | 月初めのまとめ買い | |
コンビニ(アイス) | 500円 | 我慢できたかも | |
4月4日 | 子供靴 | 2,500円 | サイズアウトのため |
学習ノート類 | 500円 | 新学期準備 | |
マクドナルド | 2,000円 | モールで買い物 | |
4月5日 | スーパー(食品 | 3,500円 | |
4月7日 | ランチ | 1,000円 | ママ友久々ランチ! |
4月8日 | 雑誌(ママ用) | 600円 | 我慢できたかも |
家計簿のように項目を作る必要はありません。
ただひたすら買い物した内容を書いていくだけです。
上記の例では100円単位でざっくり計算していますが、1円単位で合わせてもちろん良いです。無理のないやり方で書きましょう。
ポイントはコメントを書くことです。
買い物したことに対して、できるだけコメントを書くようにしましょう。
後で見直しをするときに役に立ちます。
コメントの内容はできるだけフリースタイルにするのが長続きするコツです。
感想、内容など、好きなコメントを自由に書きましょう。
ステップ3:月末に集計する
月末になったら、結果確認用ノートに1ヶ月の収支を集計して記入します。
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まず、記録用ノートの現金の収支以外の銀行口座振り込みの固定費などを記入します。
通帳を見たり、クレジットカード明細を見て確認してください。
次に、記録用ノートの収支を項目ごとに集計して記入します。
こんなふうに書いていきましょう。
項目はできるだけシンプルにしてください。複雑すぎる必要はありません。
4月分
- 収入:300,000円
- 貯金:30,000円
(固定費)
住宅ローン:70,000円
光熱費:20,000円
通信費15,000円
保険合計:15,000円
小学校:5,000円
幼稚園:10,000円
こずかい:30,000円
固定費合計165,000円
(変動費)
食費:35,000円
日用品費:10,000円
衣料費:5,000円
娯楽費:12,000円
交通費:10,000円
雑費:7,000円
変動費合計79,000円
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全ての収支を書いたら、以下のように1ヶ月の結果を計算しましょう。
4月の結果:①(収入)-②(貯金)-③(固定費)-④(変動費)=26,000円
これで1ヶ月のお金の流れが明確になります。
収入に対して、貯金をした上で残ったお金は26,000円ということになります。
これが来月に繰り越しするお金、もしくは貯金にまわせるお金です。
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これが一番大切な作業になります。
上記の結果に対して、今月の反省をしていきます。
まず、記録用ノートを見て「買わなくても良かったもの」をマーカーでチェックしていくのです。
上記の例の場合、「コンビニ(アイス)500円」「雑誌(ママ用)600円」は買わなくても良かったものかもしれません。
そのような無駄遣いをチェックしていくと、1ヶ月いくらくらいになるでしょうか。
その合計金額が、節約すべきだった金額になります。
逆に言えば、この分は貯金できた金額ということになります。
来月はそのような無駄遣いがないように注意していけば良いのです。
例えば、1ヵ月に5,000円の無駄遣いがあったとしましょう。1ヵ月で考えると大きな金額ではありませんが、年間では60,000円にもなります。このような無駄なお金をコツコツ節約していきましょう。
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今月の結果を踏まえて、来月の目標を立てます。
固定費は毎月一定なので、変動費の予算目標だけで良いでしょう。
5月の目標
・食費:(目標)30,000円→(実際)○○円
・日用品費:(目標)10,000円→(実際)○○円
・衣料費:(目標)3,000円→(実際)○○円
・娯楽費:(目標)10,000円→(実際)○○円
・交通費:(目標)10,000円→(実際)○○円
このように目標を立て、5月の月末には○○円のところに、実際の結果を記入しましょう。
これで、どれくらい目標が達成できたかわかるので、モチベーションアップになります。
この管理ノートの書き方は一例です。
もっと項目を変えたり、1円単位できっちり管理しても良いでしょう。
逆にもっと項目を減らしてさらにシンプルに管理することもできます。
家計簿と違い、ノートで自由に管理すると、このように様々な応用ができるのが管理ノートの魅力です。
あなただけのオリジナル家計管理ノートが作れるので、あなたのペースに合わせて続けることができるのです。
まとめ
今回は、家計簿よりもシンプルな形で家計管理ができる、お金管理ノートについてご紹介してきました。
家計簿をつけていると、安心感がありますが、必ずしも正しい管理ができているわけではありません。
複雑な家計簿を頑張るよりも、シンプルな管理ノートのほうが効率良く家計管理ができるのです。
ノートを2冊用意して、毎日の記録用、1ヵ月の確認用のノートを使うだけで、お金の流れがわかりやすくなります。だから無理なく貯金することができるでしょう。
家計簿に苦手意識がある人は、ぜひ試してみてください。
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効率良く節約生活を進めるためには、銀行口座を3つにすることが大切です。家計費用口座、特別出費用口座、貯蓄用口座に分けることで、いつのまにか貯金が増えていくかもしれません。それでは口座開設はどこがいいか?当節約ブログおすすめはイオン銀行です。
75点/100点中
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度
私の場合(夫婦・子供2人)だと、この管理ノートを使った節約方法で
415,370円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。
(計算値:月末に見直しすることで1年▲60,000円)
お金の流れを把握するシステムが整えば、家計管理はぐんと楽になります。
管理ノートなら家計の流れがわかりやすくなるので、貯金効果を上げることができるでしょう。