高い家賃は節約の妨げ!引っ越しは自分で?業者?選択のコツ!

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節約するなら固定費を見直すことがおすすめです。固定の中でも多くの割合を占めているのが家賃です。高い家賃は節約の妨げになります。年間の貯金を増やしたいなら、今よりも安い家賃の物件に引っ越しを考えてみるのはいかがでしょうか。
「無理なく生活できる安い物件を探すこと」「引っ越し費用をおさえる」ことができれば、毎月の家賃を節約していけるかもしれません。
そのためにすべきことを詳しいご説明していきましょう。

高い家賃なら引越しを考えましょう

高い家賃なら引越しを考えましょう

一般的に家賃の相場は収入の3分の1と言われています。ボーナスや残業代を省いた手取り収入の3分の1よりも家賃が上回っている場合は引っ越しを考える時です。
節約しているのになかなか貯金が貯まらない理由は高い家賃にあるのかもしれません。
家賃を安くすることで、節約生活がもっとスムーズになるでしょう。
でも忘れてはいけないのは、引越料金がかかることです。引越料金を差し引いてもプラスになる引っ越し節約法であることが絶対条件になります。

今よりも安い物件を探す

家賃を節約するために引っ越すのであれば、当たり前ですが今よりも安い家賃の物件を探すことが条件です。
でも、ただ安いだけではいけません。安い物件は当然ながら条件は良くありません。
立地が悪すぎて車を1台買わないと生活ができなかったり、古すぎる物件で掃除や管理が大変になるなど、無駄なお金や労力がかかるのはNGです。
節約生活の基本は長続きさせることです。
安い家賃でも生活に支障をきたさないレベルであること、無駄遣いを増やすことなく節約生活できる物件を探さなくてはいけません。
住居の家賃は、「立地」「広さ」「築年数で決まります。この3つの条件の中から1つレベルを下げることで今よりも安い家賃にすることができるでしょう。
それでは、この3つの条件からどれを妥協するのが良いのでしょうか。
おすすめは「立地」「築年数」です。詳しくご説明していきましょう。

「立地」を妥協した物件を探す

立地を妥協すると言っても、都会から田舎に引っ越すのは大変です。でも今よりも駅から少し離れている物件ならどうでしょうか。
電車通勤をしている場合でも、通勤時間が少し長くなるというデメリットだけ我慢できればそれほどストレスを感じることなく生活できると思います。
駅から5分の物件が、駅から15分の物件になっただけで、だいぶ家賃は安くなります。
実際の例をご紹介しましょう。
東京都JR山手線池袋駅から徒歩5分以内の家賃相場は87,000円となっていますが、JR山手線池袋駅から徒歩15分以内の家賃相場は79,000万円となる事があります。(引用データ:CHINTAI
1ヶ月8,000円、1年で96,000円も安くなります。

長くなった通勤時間を利用して読書をしたり、勉強したり、趣味をするなど充実した時間にできる可能性もあります。歩く距離が増えて健康的になれるかもしれません。

「築年数」を妥協した物件を探す

当たり前のことですが、新しい物件は家賃が高く、古い物件は家賃が低いです。
実際にどれくらい違いがあるのでしょうか。
東京都吉祥寺駅周辺の築年数「10年以内」の物件と、築年数「10年以上」を比較したデータがあります。
「築年数10年以内の物件」の最低家賃は4.8万円、「築年数にこだわらない物件」の最低家賃は2.3万円となっていました。築年数を妥協することで25,000円も安くなることがあるのです。
築年数の古い物件を探す時のポイントは、リフォームやリノベーションをしているかどうかということ。築年数10年以上の物件であってもきれいにリフォームされていれば、生活レベルを下げずに家賃だけを下げることができることができるでしょう。

家賃を決める3つの条件「立地」「広さ」「築年数」のうち、「広さ」を妥協するのはあまりおすすめしません。住居のスペースが狭くなると、どうしてもストレスを感じてしまい節約生活が長続きしないでしょう。でも、「立地」「築年数」を上手く妥協することで、生活レベルを維持しながら今より安い物件が見つかるはずです。

節約生活を送りやすい物件を選ぶ

家賃の安さだけでなく、節約生活を送りやすい物件を選ぶことも重要です。
生活環境によってお金の使い方は大きく変わります。
もしかしたら今お住まいの環境は節約しにくい環境かもしれません。以下の3つのポイントをおさえて物件探しをすることで、節約生活がもっと楽になるでしょう。

近くに安いスーパーがある物件を探す

家計を占める一番大きなものが食費です。
近所に安いスーパーがあるということは、節約生活を成功させるカギとも言えます。
逆に高いスーパーが当たり前だと思って日々の食料品を買っていると、なかなか食費節約ができません。
高級スーパーとしておなじみの「成城石井」と、「イオンスーパー」を比較してみましょう。

 食品 成城石井 イオン
豆腐1丁 219円 98円
合いびき肉100g 198円 98円
キャベツ 198円 98円
ソーセージ1袋 410円 197円

上記は一例ですが、高級スーパーはリーズナブルなスーパーよりも2倍以上の金額が当たり前になります。
しかし、このような高級スーパーばかりの地域に住んでいると、この金額が普通だと思ってしまうので、食費がどんどん上がってしまうのです。
総務省統計局によると一般的な3人家族の食費(外食除く)は59,646円となっています。もし安いスーパーが近所にある物件に引っ越すことができれば、この食費を半分にできる可能性もあるのです。1ヶ月29,823円、1年で357,876円の節約を目指しましょう。
さらに、農作物を販売している無人販売所や、おからをタダでもらえる豆腐屋さん等のお得なお店が近くにあるとさらに食費を削ることができます。

近所付き合いの少ない地域の物件を探す

子供がいると避けられないのがママ同士の付き合いです。このお付き合いは地域によって大きく違います。比較的お金に余裕があるママたちの多い地域だと1週間に1度はランチ会があるでしょう。
Amebaニュースによるとママランチ会の平均金額は1,500円となっていました。(引用データ:Amebaニュース

1回の金額はそれほど高くありませんが、週1回と考えると1ヶ月で6,000円、1年で72,000円もの出費になってしまうのです。
節約ママの多い地域を探すことで、この出費を貯金に回すことができるでしょう。

カフェなどが少ない地域の物件を探す

おしゃれなカフェやケーキ屋さん、パン屋さんなどがある地域はとても魅力的です。でもこのような誘惑は節約生活の妨げになってしまうでしょう。近所は通勤途中にカフェがあると、気軽にコーヒーやお菓子などを買ってしまいます。そしてそれが日常になってしまうのです。平日はコーヒー一杯、週末はケーキを買う等のプチ贅沢は、1回の出費は少なくても年間にすると大きな無駄遣いになります。
仮に平日毎日スタバのコーヒーを飲んだとしましょう。一番安いショートサイズのコーヒーでも290円です。1ヶ月(22日)で6,380円、年間で76,560円もの出費になってしまうのです。カフェの誘惑のない地域に住めば、このような無駄な出費はなくなるはずです。

このように、今よりも安い物件に住む、節約生活を送りやすい物件に住むことで、節約生活をもっと加速させることができるでしょう。

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引越料金を節約するなら自分で?業者?

引越料金を節約するなら自分で?業者?

今より安い物件に引っ越すことで節約できることがおわかりいただけたと思います。
しかし引っ越しするためには引っ越し費用がかかります。これをおさえることができないと、せっかく安い物件に住んでもトータル的に節約にはなりません。
引越業者にかかる料金を安くすることが、引っ越し節約のカギになるのです。
そこで考えたいのが、引っ越し節約をするために「自分で引っ越しするか?」「業者に頼んで引っ越しするか?」ということです。
引っ越し業者を一切頼まずに自分たちだけで引っ越しをするという方もいます。でも、トラックを借りたり、お手伝いをしてもらった知人に謝礼をしたりすることで意外とお金がかかります。
当節約貯金ブログでは、全て自分で引っ越しするのはおすすめしません。
しかし全て引っ越し業者に頼むのもお金がかかります。
そこでおすすめしたいのが、「小さい荷物は自分で運ぶ」「大きな荷物は運送会社に頼む」という引っ越し節約法です。

小さな荷物は自分で運ぶ

全ての荷物を引っ越し業者に運んでもらおうとすると、大きなトラックが必要になるので引っ越し費用はどんどん高くなります。
そこでおすすめしたいのは、小さな荷物は自分で運ぶということです。
節約のために引越しするケースの場合、それほど遠くに引っ越すことはないでしょう。だから自家用車で引っ越し先に荷物を運ぶことができるはずです。
大きな電化製品である冷蔵庫、洗濯機、大きな家具であるテーブル、食器棚、ソファ、ベッドなどは自家用車で運ぶのは難しいです。でも、それ以外の小さな荷物なら自家用車で数回に分ければ運ぶことが可能になります。
できるだけ運ぶ量を減らすために、引っ越しのタイミングで断捨離をするのも◎です。フリマアプリなどを利用して不要な衣類を売って引っ越し資金にするのも良いでしょう。

大きな荷物は運送会社に頼む

大きな電化製品や家具は自分で運ぶのは難しいです。大きな荷物は業者に頼むしかありません。
その際に、引っ越し業者ではなく運送会社に頼むのがおすすめ。
引っ越し業者のような手厚いサービスはありません。段ボールを手に入れて荷造りをして、全て自分で準備する必要があります。さらに自分で荷物を持ち運ぶことになります。
でも、非常に安く済ませることができるのでおすすめの節約法なのです。
例えば、大型家具などの配送に便利な「赤帽」では引越しサービスも行っています。(引用データ:赤帽
東京都内で20km以内の場合1台の軽トラックで13,500円となっています。荷物を最小限にすれば4人家族の場合でも2台のトラックがあれば大きな荷物を運ぶことができるでしょう。2台分でも27,000円という安さになります。
価格.comによると、東京で15km以内の4人家族の引っ越し費用の相場は106,935円となっています。(引用データ:価格.COM
79,935円も引っ越し費用を節約できる可能性があるのです。

今回は、引っ越しすることでできる節約法について考えてきました。
高い家賃を節約するためには引越しするのもおすすめです。引っ越しする手間はかかりますが、引っ越し節約のコツを知り引越料金を安くすることができれば、その後はずっと安い家賃を維持することができるのです。物件探しのポイントは、立地や築年数を妥協して今よりやすい物件を選ぶこと。さらに節約生活を送りやすい物件を選ぶことです。一度検討してみてはいかがでしょうか。

効率良く引っ越し作業を節約するには
引っ越し費用は工夫しだいで安くすることが可能。特に安い引越し会社を見つける方法は複数の会社を比較する事が基本です。面倒な会社選定の時短方法や引っ越し作業の効率化について具体的内容を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


65点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この引っ越し節約方法で
682,371円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:立地を妥協することで1年▲96,000円、安いスーパーの地域に住むことで1年▲357,876円、ママランチ会を節約することで1年▲72,000円、コーヒーを節約することで1年76,560円、運送業者による引っ越し節約で▲79,935円)

引っ越しする手間や時間がかかることなので、全ての方におすすめできる節約法ではありませんが、生活を変えてみたい、新しい住居に住みたいという方にはとてもおすすめです。年間で大きく貯金額を増やす可能性を秘めています。