電気代節約方法のコツ!目標はいくら?節約するには裏ワザも取入れる

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電気代を節約したい!と思っても、具体的に何をしたら良いか迷ってしまいます。
ただ何となく節約するよりも、節約するコツや裏技を知ることで効果的に節約することができるでしょう。毎月のコツコツ電気代を節約することで年間の貯金額を増やしていくことができます。
今回は電気代の節約方法、コツ、裏技までまとめてご紹介していきたいと思います。

電気代を節約するには目標を立てるのがコツ

電気代を節約するには目標を立てるのがコツ

毎月いくらの電気代がかかっているか把握していますか?
ただなんとなく節約しても効果が出にくいでしょう。毎日の生活で節電しているつもりで、実際には全く電気代が変わっていないこともあります。
電気代を節約するためには、まず毎月の電気代を把握することからはじめましょう。その上でも「今月の電気代は○円にする!」と目標を立てるのです。

毎月の電気代、節約料金を知ることでモチベーションがアップする

毎月の電気代、節約料金を知ることでモチベーションがアップする

毎月の電気代を把握して「今月はこれくらい節約できた」とわかることで、モチベーションがアップします。これは節約生活を送る上でとても重要なことです。節電できた充実感により、またさらに節電しようという意欲に繋がります。
電気代がどれくらい節約できているか確認する際には、先月と比較するのではなく前年の同じ月の電気代と比較する必要があります。
暖房を使わない10月と、暖房を使う11月を比較した場合、当然11月の電気代のほうが高くなります。これでは正確に節電できているか比較することができません。きちんと比較して節約額を知るために、前年の同じ月で比較するようにしましょう。

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実際に電気代を節約する方法は?

実際に電気代を節約する方法は?

毎月の電気代節約目標を立てるためには、実際にどれくらいの節電ができるのか現実的な目標を立てると良いでしょう。
そのためには、電気代を節約する方法、それによりいくらくらい節約できるのか把握しておくことが重要です。
電気代を節約する方法と具体的な節約例をご紹介していきたいと思います。

家電製品の使い方を工夫する

まずは家電製品の使い方による節約から見ていきましょう。
ちょっとしたコツで節約できる方法もあるのでぜひ参考にしてみてください。

テレビ

1日中テレビをつけっぱなしにしているご家庭はありませんか?テレビはあまり電気代がかからないイメージがあるので、なんとなくつけたままにしているご家庭は多いでしょう。
一般的なテレビの消費電力は120Wです。東京電力の平均電気料金単価(kWh)で計算すると1時間は0.12kWh×25円=3円となります。もし1日8時間つけっぱなしにしていた場合24円になります。1ヶ月で720円、年間で8,640円となります。見る時だけつけるという習慣にすることで節電していきましょう。
また新しいテレビに変えることで節電するという裏ワザもあります。
資源エネルギー庁の調べによると、2010年の32V型液晶テレビと2017年の32V型液晶テレビを比較すると、2017年の製品のほうが約34%の節約できるという結果が出ています。
(参考データ経済産業省 資源エネルギー庁)

洗濯機

洗濯機の電気代を節約するためには、まとめ洗いがおすすめです。
家族全員の洗濯ものをまとめて洗濯する、洗濯ものが少ない日は2日分まとめて洗濯することでで、できるだけ洗濯機を使う回数を減らしましょう。
でも、もっと効果的な節約方法は「乾燥運転」をしないことです。
干す時間がない時は、天気が悪い時に便利な乾燥運転ですが、実は洗濯のみを行った場合よりも12倍以上の電気代がかかるのです。
Panasonicの公式サイトでは、洗濯1時間あたりの電気代について以下のような例を挙げていました。
洗濯のみを行った場合は、0.07kWh(70wh)×27円(全国平均の電気代単価)=1.89円となります。
一方、洗濯乾燥運転を標準コースで行った場合は、0.89kWh×27円(全国平均の電気代単価)=24.03円になるのです。
(参考データPanasonic)
1回あたりの差額は23円ほどになりますが、1ヶ月なら690円、1年なら8,280円もの違いがでます。
自然乾燥する習慣に変えることで、洗濯機の電気代節約をしていきましょう。
しかし、どうしても天気が悪くて乾燥機を使いたい時もあります。そんな時の裏ワザをご紹介しましょう。
乾燥機を回す時に、乾燥させる洗濯ものと一緒に乾いたタオルを1枚入れておくのです。このタオルが水分を吸収することで、短時間で乾燥が完了します。乾燥時間を減らすことで少しでも電気代の節約に繋げていきましょう。

冷蔵庫

冷蔵庫の節電方法は、設定温度を下げることです。「強」から「中」にすることで電気代をおさえることができます。節電モードがついている場合には、必ず節電モードに設定しておくようにしましょう。
HITACHIの公式サイトでは、以下のような節電例が紹介されていました。
冷蔵庫の温度を通常モードにしている場合、1日あたり1.190kWhk×25円=29.75円。
(参考データHITACHI)
節電モードにしている場合、1日あたり1.045kWh×25円=26.12円の違いがあります。
1日あたりたったの3.6円、1年にしても1,314円になりますが、温度設定を切り替えておくだけなのでぜひ実践してみてください。
冷蔵庫の節電には他にもいろいろな方法があります。おすすめの裏ワザは冷蔵庫の中身を一目でわかるようにしておくこと。透明の容器や瓶を利用して開けた瞬間にすぐ食材が把握できるようにするのです。これにより冷蔵庫を開けている時間を短縮することができるので節約につながるでしょう。

エアコン

エアコンの電気代は設定によって大きく変わるのですが、電気代を無駄に高くしてしまう設定にしているご家庭が多いと言われています。
例えば冷房と除湿の設定ではどちらが電気代がかかっていると思いますか?
除湿のほうが電気代がかからないイメージがありますが、実は違います。
東京電力が行った調査によると、設定温度24度の場合、1時間あたりの冷房は11円、再熱除湿の除湿は14.9円になるのです。たった1時間で3.9円もの違いがあります。7、8月の2カ月間、24時間エアコンを使用したと考えると5,616円もの差が出るのです。
(参考データ女性自身)

照明

蛍光灯を使っているご家庭の場合、家中の蛍光灯をLEDに変えることで電気代を節約することになります。
TOSHIBAの公式サイトにある照明計算比較を使って、従来の蛍光灯と省エネLEDを比較してみます。
蛍光灯シーリングライトの場合1年の電気代は7,096円、丸形LEDシーリングライトの場合1年の電気代は2,277円となります。仮に5つの照明を交換した場合、年間で24,095円もの節約になるのです。
(参考データTOSHIBA)

待機電力をおさえる

テレビやエアコンなどの電化製品は電源を入れていなくてもコンセントにつないでいるだけで電気代が発生しています。これを待機電力と言います。
資源エネルギー庁の報告によると一般家庭の消費電力量のうち、待機電時消費電力の割合は5.1%にもなるというのです。
待機時消費電力量が多い機器は、ガス温水器で19%、テレビで10%、冷暖房兼用エアコンで8%、電話機で8%、BD・HDD・DVDレコーダーで6%、温水洗浄便座で5%となっていました。
総務省統計局のデータによると3人家族の平均電気代は10,455円です。この5%の待機電力は522円です。年間にすると6,264円になります。
待機電力はコンセントからプラグを抜くだけで節電になります。またオートOFF機能がついた電化製品もあるのでうまく活用していきましょう。
(参考データ資源エネルギー庁)

契約内容を見直す

節電と言えば、ここまでご紹介してきたように家電の使い方を工夫することによる節電方法が一般的です。
もう一つの電気代節約方法は、契約内容を見直すことです。これによりさらに電気節約による貯金額を増やすことができるでしょう。

料金プランを変える

電力会社には様々な料金プランがあります。自分のライフスタイルや家族構成に合った料金プランなら電気代を節約することができます。でも自分に合っていない料金プランを使っていると無駄な電気代がかかっていることもあるのです。
例えば共働きをしていて昼間は家にいないので、夜間の電気料金が安いプランを利用していたとします。そしてその後、こどもが生まれて奥さまは一日こどもと家にいるようになったとしましょう。それでもプランを変えずにいると電気料金はどうなるのでしょうか。
東京電力のデータを参考にすると3人家族の1ヶ月の電気資料量は約400kWhです。
これを東京電力のスタンダードプラン「従量電灯B」に当てはめてみると1ヶ月12,287円となります。
さらに東京電力の「夜得プラン」において、5時~21時までの300kWh、21時~5時まで100kWh使用したと当てはめてみると14,662円となるのです。
夜間の電気料金が安いプランの場合、昼間に使う電気量が多いとスタンダードプランよりも1ヶ月で2,375円も高くなります。このように料金プランを見直すことで、年間にすると28,500円も節約できるかもしれません。

契約アンペアを変える

契約アンペアが大きくなれば、使える電気量は増えるのですが、その分基本料金が高くなります。
3~4人家族の場合、40A~60Aが一般的です。
新築の場合には、契約アンペアが大きめに設定されていることがあります。実際には40Aの契約で十分なのにもかかわらず60Aの契約になっているケースがよくあるのです。
東京電力の場合、40Aの契約なら基本料金は1,123円、60Aの契約なら1,684円となり1ヶ月で561円、年間なら6,732円高いことになります。
契約アンペアが大きすぎないか確認して変更することで電気代節約ができるのです。

契約内容の見直しは、頻繁に行うのがおすすめです。ライフスタイルや家族構成が変わった節目には電気代を見直すという習慣をつけると良いでしょう。

このように様々な角度から電気代を節約することで、年間の電気代を大幅に削ることが見込めます。今回ご紹介した節約法を全てクリアできたら年間89,441円も節約できるかもしれません。
今回ご紹介した電気代節約の方法と、具体的にいくら節約できるかという節約額を参考にして、毎月の電気代の目標を立ててみてください。

電気切替で賢く電気代を節約する方法
電気代を節約するためには電気切り替えがおすすめ。自分に合った電力会社、そして料金サービスを選ぶことで年間の電気代を賢く削減することが見込めます。電力会社を比較するのが面倒なら電気料金比較サイトが便利。当貯金ブログおすすめの具体的な電気切替節約方法を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


80点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この電気切り替え節約方法で
89,441円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:テレビの節電法で1年▲8,640円、洗濯機の節電法で1年▲8,280円、冷蔵庫の節電法で1年▲1,314円、エアコンの節電法で5,616円、照明の節約で1年▲24,095円、待機電力の節約法で1年▲6,264円、料金プランの見直しで1年▲28,500円、アンペア契約節約で1年▲6,732円)

節約生活を送るなら、電気代節約は必ず行いたいもの。どんな方法でどれくらい電気代が節約できるのか知ることでスムーズに節約することができます。