今あるものを使い切る生活!使い切るまで買わない節約法!

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節約生活を成功させるためには、出費の無駄を減らすことが重要となります。日常生活にある無駄なものを見つけて改善していく必要があるのです。
その無駄なものの一つとして「使い切れずに捨ててしまうもの」があります。心当たりがある方もいるかもしれません。
ここでは、使いきれずに捨ててしまう無駄をなくすために「今あるものを使い切る生活」、さらに「使い切るまで買わない節約法」をご紹介したいと思います。

「使い切るまで買わない」ことのメリットは?

使い切るまで買わない

「使い切るまで買わない」ことがどうして節約に繋がるのでしょうか。
まずは、節約の観点から見た「使い切るまで買わない」ことのメリットからご説明したいと思います。

無駄使いがなくなる

ストックがないと不安に思う方は多いでしょう。
ティッシュなどの日用品、ファンデーションなどの化粧品、調味料など、今使っているもの以外に1、2個はストックしておかないと「なくなったらどうしてよう…」と心配になってしまうのです。
そしてそのストックがなくなる度に買い物に行くことになります。
純粋にストックするものだけを購入するのであれば良いのですが、そのついでに買うはずのなかったものまで買ってしまうのです。
常に全てのストックを揃えておこうと思うと買い物の頻度を上げてしまい、結果的に無駄遣いが増えてしまいます。
「使い切るまで買わない」ルールを守ることができれば、買い物に行く頻度を大幅に下げるもとができるので無駄使いを防ぐというメリットが生まれるのです。
買いすぎる生活から、必要なものしか買わない生活へシフトチェンジしていくことができるでしょう。

使わずに捨ててしまうことがなくなる

ティッシュやトイレットペーパーのストックであればたくさんあっても、使わずに捨ててしまうということはあまりありません。
ところが、食品には賞味期限があり、化粧品には使用期限があります。
ストックを増やしてしまうと、賞味期限や使用期限が過ぎてしまい使い切れずに捨ててしまうという無駄が出てしまいます。
また、使い切る前に新しいものを買っておく習慣があると、まだ使える状態であっても捨ててしまい、新しいものを使いたくなってしまうのです。
例えば、まだ少し残っているマヨネーズがあったとします。でも残り少ないので出すのが面倒。そこに新しいストックマヨネーズがあると、使いやすい新しいマヨネーズを開封してしまいます。そしてちょっぴりだけ残ったマヨネーズは使わずに捨ててしまうことになるでしょう。
このような、使わずに捨てるという無駄は節約生活にあってはならないことです。
「使い切るまで買わない」を実行することで、使い切らずに捨ててしまうという無駄を防ぐことができるというメリットがあります。

このように「使い切るまで買わない」ことで、節約生活を送ることができるでしょう。逆に「使い切る前に買う」生活を送り、無駄なストックが溢れている生活を送っていると節約生活を成功させることができないのです。

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使い切るまで買わない節約法とは?

使い切るまで買わない節約法

「使い切るまで買わない節約法」をスムーズに続けるためには、まず「今あるものを使い切る」必要があります。
無駄なストックがたくさんあるなら、断捨離して捨ててしまおうと考える方もいるでしょう。その考えも間違いではないのですが、節約の観点から見ると勿体ないです。
今あるものを使い切ることで、しばらくは新たに買う必要がなくなるので、効率良く節約することができるのでしょう。
それでは、「今あるものを使い切る」さらに「使い切るまで買わない」方法とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
食材、日常品、化粧品の3つに分けて使い切るまで買わない節約法をご説明していきたいと思います。

食材

使い切るまで買わない節約法とは

節約生活を成功させるために、食材の無駄をなくすことは絶対条件です。
食材を無駄にせずに使い切る、食べ切るための方法を見ていきましょう。

野菜

野菜は、使いきれずに捨ててしまうことが多い食材です。
しっかり工夫をして使い切る習慣をつけていきましょう。
冷蔵庫の奥に萎びてしまった野菜を見つけることがあります。でも萎びてからどんな料理にして消費したら良いか考えるのは大変です。作れる料理が限られてくるからです。
そこでおすすめしたいのが、野菜を買ってきたら切っておくこと。これが使い切るコツです。
切っておくことで、すぐに調理に使うことができるので無駄なく使い切ることができます。
いつも食べる部分だけでなく、皮、葉、茎、芯など、いつも捨てている部分も切っておくのもポイントです。
例えば大根なら皮をキンピラにしたり、葉をふりかけにすることができます。
今まで捨てていた部分で、お弁当のすきまおかずや一品足りない時のおかずを作ることができてしまうのです。
明日のお弁当のおかずが足りないから…とスーパーで一品買い足す無駄をカットすることができるでしょう。
カットした野菜は冷蔵庫、冷凍庫に振り分けて保存します。冷凍庫で保存することで、長期保存が可能となるので、しっかり使い切ることができます。

作り置き料理

作り置き料理は、ガス代や食材費を減らすことができるので節約生活には◎です。
しかし、頑張って作った作り置き料理を食べきれずに無駄にしてしまうことはありませんか?
作り置き料理のデメリットは飽きてしまうことです。朝食、お弁当、そして夜ご飯と同じおかずが続いてしまうとやはり飽きてしまいます。
そこで作り置き料理を食べきるコツは冷凍してしまうことです。煮込み料理やグリル料理などは冷凍しても美味しく食べることができます。
冷凍して小出しにすることで、飽きることなく作り置き料理を食べ切ることができるでしょう。
お弁当用のおかずカップに入れて冷凍しておけば、そのままお弁当に入れることができて非常に便利です。

残り物

残り物も最後まで無駄なく食べ切る工夫をしましょう
鍋に残ったカレーやシチューは捨ててしまえばそれまでですが、アレンジ次第で立派な夜ご飯の一品になります。
牛乳を入れてカレースープにしたり、ご飯を入れてリゾットやドリアにするのがおすすめ。鍋の底の残りまできれいに食べ切りましょう。

調味料

マヨネーズやケチャップを使い切るためには、容器を半分にカットしてスプーンでかき出すのが◎。これは実践している方が多いと思います。ミニサイズのゴムベラがあると、最適です。
調味料は賞味期限が短いものもあり、開封後はできるだけ早く使う必要があります。
よく使う調味料は大容量で良いですが、あまり使わない調味料は大容量のものを買うのは避けましょう。安いと思って買っても結局使い切れずに無駄になってしまうからです。

茶殻、コーヒー豆、みかんの皮など

お茶を飲んだ後のお茶殻、コーヒーを淹れた後のコーヒー豆は、脱臭効果があります。捨てず脱臭剤として活用しましょう。
そのまま小さな器に入れて冷蔵庫に入れておくだけでOK。しっかり乾燥させれば、靴箱やクローゼットに使うこともできます。
また、みかんなど柑橘類の皮も捨てずに活用しましょう。クエン酸を含んでいることから汚れを落としたり、艶出しをすることができるのです。シンクやレンジ周りをピカピカにすることができます。
このように、今まで捨てていたお茶殻、コーヒー豆、みかんの皮を使い切ることで、消臭剤や洗剤を買う費用を節約することができるのです。

食材の節約法で具体的にどれくらい節約可能なのか?

「野菜」「作り置き料理」「残り物」の節約法を実行することで「あと1品」をカバーすることができます。
「明日のお弁当のおかずが足りないから…」「夜ご飯にあと一品ほしいから…」とスーパーで一品買い足す無駄をカットすることができるのです。
せっかく節約献立を考えていても「あと一品」のために高くついてしまうことがあります。一品料理の代表の肉じゃがであれば、1人前70円が平均的です。家族3人であれば1日あたり280円の節約が期待できます。

また「調味料」の節約法では1ヶ月1,000円の節約の可能性があります。1ヶ月にかかる調味料の費用は3,000円前後です。「使い切るまで買わない」ことで無駄な調味料を増やさすことがなくなり、さらに他の調味料で代用する工夫もできるようになります。そのため3分の1の削減も叶うでしょう。
最後に「茶殻、コーヒー豆、みかんの皮」による節約法についてです。毎月消臭剤を買っていた方の場合には代用することができます。

冷蔵庫用の消臭剤の代表的なものは300円。靴箱用の消臭剤の代表的なものは300円、クローゼット用は400円です。それぞれ2カ月使うことができるので1ヶ月あたり500円となり、これを節約できる可能性があります。

日用品

日用品

次に日用品の使い切るまで買わない節約法を考えていきます。
布類や牛乳パックなどはリメイクして使い切ることで、最後まで使い切るようにしましょう。

布類

家の中にあるたくさんの布類。洋服、タオル、エプロン、ハンカチなどが古くなったらどうしていますか?そのままゴミ箱に捨ててしまうのは使い切っていると言えません。
シミがついたり生地が薄くなってしまったり、洋服、タオルとして使うことができなくなったとしても、雑巾やふきんとしてリメイクすることができます。
古くなった布類を貯めておいてミシンで一気に雑巾作りをしたり、頻繁に手縫いをしてタオル作りをするのも良いでしょう。
でも、そのような裁縫が面倒という方も多いはず。そんな時には切りっぱなしでもOKです。同じ大きさにチョキチョキ切っておいて、レンジ周りの油汚れや、玄関の泥汚れなどにサッと使いそのまま捨ててしまいましょう。
リメイク=裁縫と思うと身構えてしまう方も、ハサミで切るだけなら気軽に「使い切るまで買わない節約法」が実行できると思います。

文房具

意外と使いきれずに捨ててしまう文房具。
可愛い文房具を見かけると買いたくなってしまいます。特に100均でもクオリティの高い文房具が売っているのでついつい買い集めてしまいます。
そして必要以上のマスキングテープやふせん、メモ帳などが増えてしまうのです。
このようなアイテムは1種類につき1つだけストックするようにします。
何種類もふせんが必要になることはありません。ふせんは1つ、メモ帳は1つ、と決めておくのです。そして使い切ってから新しいものを買う習慣をつけていきましょう。

牛乳パック

使い切りアイテムとして優秀なのが牛乳パックです
水が漏れない頑丈な作りになっているので、生ごみ入れにするのがおすすめ。満杯になったらそのまま蓋をしてゴミ箱に入れるようにすれば、生ごみ用の袋を準備しておく必要がなくなります。
また、まな板として使うと非常に便利です。牛乳パックは包丁を使っても切れることがありません。洗って開いた状態にして乾かしておけば、簡易的なまな板として使えるのです。
まな板をわざわざ出すほどでもない時、生魚などを臭いがつくものを切る時に重宝します。
生魚を使った後のまな板は洗うのが大変です。洗剤もお湯もたくさん使って丁寧に洗うでしょう。この洗剤、お湯の無駄を節約することもできます。

日用品の節約法で具体的にどれくらい節約可能なのか?

日用品の節約額はそれほど高くはなりません。
一般的な3人家族の場合、1ヶ月で3枚入り300円ほどのふきんを買っているでしょう。100均で、1ヶ月にマステ1、ふせん1、メモ帳1は買っていると思います。さらに生ごみ用の袋は1ヶ月に50枚入り300円ほどのものが必要になります。「布類」の節約で1ヶ月300円、「文房具」で1ヶ月300円、「牛乳パック」で1ヶ月300円ほどの節約ができます。それほど大きな金額ではありませんが、年間にすれば10,800円をプラスにすることも期待できます。
日用品の節約法を習慣にすることで、日用品を買おうと思っても「これは牛乳パックで代用できそうだから買わない」と、どんどん節約を広めることができるでしょう。

化粧品

化粧品

化粧品も使い切らずに無駄にしてしまうことが多いアイテムです。
使い切る工夫をすること、使い切れない量を買わないことを心掛けましょう。

使い切る工夫をする

チューブタイプのクリームなどは、半分にしてスプーンでかき出して使います。もう全然なくなったと思っていても、切ってみるとたくさん入っていることがあります。
使い切りやすいパッケージの化粧品を選ぶのも良いでしょう。

使い切れない量を買わない

日焼け止め、虫よけスプレー、冬用のハンドクリームなど、季節限定の化粧品は使いきれないことが多々あります。1年前の日焼け止めを使うのは嫌なので、残っていても新しいものを買ってしまうでしょう。ここに大きな無駄が生まれています。
季節限定の化粧品を選ぶ時には、お得用パックの商品に惑わされることなく、使いきれる量のものを選びましょう。

化粧品の節約法で具体的にどれくらい節約可能なのか?

化粧品の場合には、使っている化粧品の料金レベルによって異なりますが、チューブで切ってかき出して使うことで、意外な節約が期待できます。
化粧下地がなくなってきたから、新しいものと交換しようとします。でも、そこで交換せずにかき出して最後まで使うと2週間ほど使えたりします。
夏に必需品の化粧品と言えば日焼け止めです。日焼け止めの平均的なものは1本700円。冬の必需品はハンドクリーム。平均的なものは1本500円です。日焼け止めを使うのは5月~10月、ハンドクリームを使うのは11月~4月とし、毎月1本ずつ節約できると考えると、年間7,200円の節約できる可能性があります。

節約生活を成功させるためには、できるだけ無駄をなくすことが重要です。今あるものを使い切って、使い切るまで買わない習慣をつけることで、自然と無駄がなくなり、新たな節約要素も増えていきます。
今回ご紹介した方法すべてをはじめることは無理だと思います。全てのものを使い切ろう、使い切るまで買わないようにしようとすると逆にストレスになってしまうでしょう。
冷蔵庫の中から、化粧品から、などとターゲットを決めて少しずつ「使い切るまで買わない節約法」を実践してみてください。

節約したお金を賢く貯金するには
工夫して節約したお金をそのままお財布に入れておくのは賢い方法ではありません。そのお金をどのようにしたら更に効率よく増えるのか考えましょう。同じお金でも置いておく場所によって増え方も違います。心の持ち方も変わってきます。節約して浮かせたお金を使う最後の最後まで得する方法を実践、その具体的なお金の預け方を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


貯金ブログ採点

65点/100点中
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この使い切るまで買わない節約方法で
136,800円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

  • 食材を使い切る節約法:1ヶ月▲9,000円
  • 日用品を使い切る節約法:1ヶ月▲900円

(計算値:食材を使い切る節約法で1ヶ月▲9,900円、日用品を使い切る節約法で1ヶ月▲900円、化粧品を使い切る節約法で1年▲7,200円)

食材を使い切ることで「あと一品」のための食材費用を減らすことが期待できます。さらに日用品、化粧品を使い切ることで、1ヶ月合計2,400円のカットを目指します。布類や牛乳パックは使い切ることと同時に、リメイクすることで新たな節約を生み出すこともできるのでおすすめです。