ケチと思われずに貯金を趣味にする方法とは!小銭貯金も趣味?

貯金が趣味の人は「ケチな人」「一緒に出掛けても楽しくない」「飲み会に誘っても断られる」など、マイナスなイメージがあるかもしれません。

でも一方で「貯金が趣味ならもっと楽に貯金できるのに」と思いますよね。

貯金が趣味になり苦ではなくなれば、お金はもっと貯まりやすくなるでしょう。

そこで今回は、貯金を趣味にする方法を考えていきたいと思います。

ポイントは周りからケチと思われずに趣味にすること。貯金を楽しめるようにマインドセットを変えていくことが大切です。

例えば小銭貯金なら、簡単に始めることができて意外と貯まるので、貯金が楽しくなるでしょう。

楽しいことは継続することができます。長期的に貯金を続けられるように、貯金を趣味にする方法を考えていきましょう。

貯金を趣味にする方法:マインドセット編

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貯金を趣味にするためには「貯金を楽しむ」ことが大事です。貯金が趣味の人は、貯金すること自体が楽しいと思っています。

誰でも嫌いなことは長続きしませんが、楽しいことなら自然と続けることができますよね。

貯金を趣味にする1つ目の方法は、貯金を楽しめるようにマインドセットを変えていくことです。

マインドセットとは、生まれながらに持つ性格、価値観、信念、先入観などから形成される思考様式や心理状態のこと。

貯金が楽しいというマインドセットに変われば、持続的に貯金することができて、さらに周りの人からもケチと思われる心配もありません。

具体的には、以下4つの考え方に変えていくことが効果的です。

  • ○○のために貯金を頑張る
  • こんなに貯められたからもっと頑張れる
  • 貯金は簡単なもの
  • 貯金しても無理な節約をする必要はない

このような考え方ができれば、貯金が趣味と思えるようになってきます。

一つずつ詳しくご説明しましょう。

当サイトの見解と合わせて、Yahoo!知恵袋、Yahoo!ニュース、マイナビニュース、大手銀行の公式サイトなどの情報も参考にしています。

「○○のために貯金を頑張る」と考える

貯金が苦手な人にとって、貯金は楽しくないイメージしかないでしょう。

貯金をすると、おしゃれも遊びも我慢して節約しないといけないと思ってしまいますよね。

そのマイナスイメージを払拭して「楽しい趣味」と思うためには、「○○のために貯金を頑張る」とマインドセットを変えていくことが効果的です。

そのためには、貯金目的をハッキリさせる必要があります。

何となく毎月3万円貯金するのは苦痛でも、「結婚式資金100万円のために毎月3万円ずつ貯める」と決めれば貯金が苦痛ではなくなってくるでしょう。

貯金するのが大変な時でも「素敵な結婚式を実現するため」と思えば楽しく貯金できますね。

貯金は「今の生活を我慢するもの」ではなく「将来の楽しみのためにするもの」という考え方に変えていきたいですね。

貯金が楽しいと思えるようになれば、貯金は趣味として続けられるでしょう。

「こんなに貯められたからもっと頑張れる」と考える

何事もモチベーションの維持が大事ですが、貯金がなかなか貯まらないと貯金へのモチベーションが上がらないですよね。

「貯金はなかなか貯まらないから諦める」ではなく「こんなに貯められたからもっと頑張れる」というマインドセットに変えていきましょう。

そのためには、結果が見えやすい状態にしておくことが効果的。結果が見えるとモチベーションがアップするでしょう。

ダイエットも「1ヵ月で〇キロやせた!」とわかると、やる気が出るものです。

毎月いくら貯金できているのか、今いくら貯金が貯まっているのかがわかれば、こんなに貯められたからもっと頑張ろうという気持ちになりますよね。

頑張って結果がでると、どんどん貯金は楽しくなり、「貯金が趣味」と思えるようになるでしょう。

「貯金は簡単なもの」と考える

貯金が苦手な人は「貯金は難しいもの」「貯金は苦しいもの」というイメージがあるでしょう。

貯金のマイナスイメージを払拭して貯金を楽しむためには「貯金は簡単なもの」「貯金は楽なもの」というマインドセットに変える必要があります。

小銭貯金など簡単に始められる貯金方法を試してみるのが効果的です。

貯金が趣味の人は、貯金をゲーム感覚で楽しむ傾向があります。簡単な貯金方法ならゲームのように貯金が楽しくなるはずです。

「我慢して貯金する」から「貯金は楽しいもの」という意識に変えていくことができますね。

そうすれば、貯金は趣味と思えてくるでしょう。

「貯金しても無理な節約をする必要はない」と考える

貯金するのが楽しいと思えないのはどうしてか?

それは、貯金をしたら生活費が少なくなるので、無理な節約をしなければならないからです。

自由に使えるお金がなくなり、買い物も遊びも我慢しなければならなくなりますよね。

そこで、大切なのは「貯金するなら無理な節約が必要」から「貯金しても無理な節約は必要ない」とマインドセットに変えていくことです。

全てのことを節約するのは、実は効率的ではありません。どれも中途半端な節約しかできず、ストレスが溜まるだけなのです。

さらに何でもかんでも節約すると、周りから「ケチな人」というレッテル貼られてしまう恐れがあります。

節約するものは節約して、贅沢するところは贅沢するとメリハリをつけた方が、結果的に節約効果を上げることができるのです。

無理な節約をする必要がなくなるので、貯金を楽しむ余裕が出てきて、「貯金が趣味」という意識に変わってくるでしょう。

必要なところだけ節約すれば、周りから「ケチな人」と思われる心配もありませんね。

貯金を趣味にする方法:マインドセット編まとめ

貯金を趣味にするためには、貯金を楽しめるように意識を変えていくことが大切であることがおわかりいただけたでしょうか。

まとめると、以下のようなマインドセットに変えていくことが大事です。

  • ○○のために貯金を頑張る
  • こんなに貯められたからもっと頑張れる
  • 貯金は簡単なもの
  • 貯金しても無理な節約をする必要はない

このような考え方に変えることができれば、貯金が楽しくなり、趣味になっていくでしょう。

周りからケチな人と思われることもなく、効率よく貯金できるはずです。

しかし、意識を変えたいと思っても、具体的な方法がわからないと、何から手を付けていいのかわからないですよね。

ここからは、貯金を趣味にするための具体的な実践方法をご紹介していきたいと思います。

貯金を趣味にする方法:実践編

貯金を趣味にする方法:実践編

貯金を趣味にするためには、貯金を楽しめるように意識を変えていくことが大切です。

でも、何となく意識を変えようと思っても難しいですよね。

そこで、具体的な方法として「毎月いくら貯金するか決める」「貯金を見える化する」「メリハリのある節約をする」「小銭貯金をする」に取り組んでみてください。

このような行動により、貯金が趣味と思えるマインドセットに変えていくことができるでしょう。

毎月いくら貯金するか決める

貯金を楽しむこと、そして趣味にするためには、「○○のために貯金を頑張る」というマインドセットが大事です。

そのためには、貯金目的をハッキリさせる必要があります。

漠然とした目標ではなく、できるだけ具体的な目標を設定することがポイントです。

「貯金目標を決める」→「毎月の貯金目標額を決める」の流れで目標を設定しましょう。

貯金目標を決める

「何に」「いくら」「いつまで」貯金するのか目標を決めましょう。

例えば、結婚資金100万円を2年後までに貯める。

子供の大学資金の300万円を5年後までに貯める。

海外旅行資金30万円を1年後までに貯める。

このように具体的な金額を決めると、貯金がスムーズになります。

毎月の貯金目標額を決める

貯金目標が決まったら1ヵ月の貯金目標額を逆算しましょう。

例えば、海外旅行資金30万円を1年後までに貯める場合は「1ヵ月25,000円」が貯金目標になりますね。

子供の大学資金300万円を5年で貯める場合は「1ヶ月50,000円」、海外旅行資金30万円を1年で貯める場合は「1ヶ月25,000円」が貯金目標になります。

貯金目標が決まっていると「〇〇のために頑張ろう」という気持ちになるでしょう。

さらに、毎月の貯金目標が決まっていると「今月も〇〇のために目標の25,000円が貯められた」と自信と充実感が得られます。

「○○のために貯金を頑張る」と考えられるようになれば、貯金がどんどん楽しくなり、貯金が趣味の人になれるでしょう。

このように、「貯金目標」「毎月の貯金目標額」を決めることが、貯金を趣味にする近道です。

でも「まだ将来のことがわからないから具体的な目標がない…」という方もいますよね。

その場合は、手取りの1割を貯金目標にすると良いでしょう。

貯金の目安として、手取りの最低1割、理想は2割とされています。

まずは1割貯金を目標とて、徐々に貯金目標がハッキリしてきたら、その目標に応じた貯金目標額を決めましょう。

貯金を見える化する

貯金を楽しいと思い、貯金を趣味にする方法は、とにかくモチベーションを維持することです。

「こんなに貯められたからもっと頑張れる」と考えることが重要です。

モチベーションを維持するためには「毎月いくら貯金できているか」「今いくら貯金があるのか」をハッキリさせることが効果的です。

そのためには、貯金を見える化する必要があります。

貯金専用口座を開設する

給料が振り込まれる口座で、生活費も貯金も一緒に管理していませんか?

毎月給料から生活費を使い、残ったお金が貯金として積立ている人は多いでしょう。

しかし、1つの口座で管理すると常にお金が動いている状況なので、毎月の貯金額も、今の貯金額も曖昧になってしまいます。

口座は「給料振込+生活費」「貯金」の2つに分けて管理するのがおすすめです。

貯金口座を見れば今いくら貯金があるのか一目でわかるので、モチベーションを上げながら貯金を楽しむことができるでしょう。

先取り貯金をする

さらに、毎月いくら貯金しているのか明確にするためには、先取り貯金することが重要です。

「残った分を何となく貯金に回す」という貯金方法は楽しくありません。

毎月給料が振り込まれたら、生活費を使う前に貯金分のお金を貯金専用口座に移動させるのです。

この先取り貯金をすることで、毎月貯金する額がハッキリするので「今月もきちんと貯金できているからもっと頑張れる!」と気持ちを奮い立たせることができるでしょう。

このように、貯金専用口座を準備して先取り貯金していけば「毎月いくら貯金できているか」「今いくら貯金が貯まっているか」が明確になりますね。

今ある貯金と毎月の貯金が見える化されると、貯金に自信が持てるようになります。

「こんなに貯められたからもっと頑張れる」というマインドセットになり、貯金がどんどん楽しくなり、貯金が趣味の人になれるでしょう。

このように、毎月いくら貯金する決めて、貯金を見える化することで、貯金はスムーズになり楽しくなってきます。

しかし、この方法には一つ問題点があります。今までしていなかった貯金を始めたら、当然生活費が苦しくなるということです。

貯金目標を決めて貯金を始めても、生活費が足りなくなり、他の貯金に手を付けてしまったら意味がないですよね。

そこで、毎月の貯金目標を決めて、貯金をスタートする時には、同時にその貯金を確保するために節約することが大事です。

次の章では、その節約方法をご紹介していきましょう。

メリハリのある節約をする

貯金を趣味のように楽しむためには、毎月の貯金目標を決めて、貯金を見える化することが効果的です。

でも、今まで貯金していなかったのに3万円貯金を始めたら、当然生活費が3万円足りなくなってしまいますよね。

そこで、3万円貯金を始める時には、3万円節約して支出を減らす工夫が必要なのです。

でも、この「貯金をすると節約しなければならない」というのが、貯金のネガティブな面なんですよね。

外食や飲み会を我慢したり、おしゃれや趣味に使うお金を我慢しなければならないと考えると、憂うつになってしまうでしょう。

また、無理な節約ばかりしていると、周りの人からケチな人だと思われてしまいます。

そして、無理な節約は効率的でもないのです。

例えば食費を半分におさえることができれば、貯金できる額は一気に増えるでしょう。でも、過度な節約は長続きしません。

いつか「もう無理!」と思う時がきます。そして今まで我慢してきた反動で無駄遣いをしてしまうでしょう。

それよりも効果的なのは「メリハリのある節約」。全てを闇雲に節約するのではなく、節約しやすい支出から効率よく節約するのです。

まずは「固定費の見直し」「無駄な外食を減らす」ことを考えてみましょう。

固定費を見直す

メリハリのある節約をするためには、節約しやすい固定費から見直すことがコツです。

固定費は、一度見直して安くすることができれば、自動的にその節約効果が続くので、無理なく効率良く節約ができるでしょう。

固定費とは、光熱費、保険料、スマホ代など毎月同じようにかかる費用のことです。

例えばスマホ代の場合、三大キャリアで7,000円以上の月額料金がかかっているなら、格安スマホに変えることで3,000円~4,000円安くなることが見込めます。

1ヶ月4,000円節約できたら、1年で48,000円も貯金に回すことができるのです。

三大キャリアのままでも、料金プランを変更することでぐんと安くなる場合もあります。

まずは、携帯電話会社のホームページからログインし、マイページで料金プランをチェックしてみましょう。

固定費節約は、基本的に他人と関わるものではないので、ケチな人を思われずに節約できるというメリットもありますね。

無駄な外食を減らす

貯金が趣味な人は、ランチや飲み会に誘っても断るイメージがありますが、ケチな人だと思われない程度にメリハリをつけて節約していくことが大切です。

貯金のために、外食は一切しないと徹底する必要はありません。

無駄な外食を減らすためには、具体的に上限を決めると良いでしょう。

「飲み会は1ヶ月2回まで」「ランチは週2回」など、ルールを決めておけば、際限なく外食する無駄を減らしつつ、飲み会やランチをしっかり楽しむこともできるでしょう。

いつも断ってはかりのケチな人にもなりません。

例えば飲み会を月に4回→2回にするとしましょう。飲み会は一回3,000円ほどにはなりますよね。1ヵ月6,000円の節約が見込めます。

平日ランチを週5回→2回にするとしましょう。ランチは外食なら1,000円近くかかりますが、お弁当にすれば300円ほどの食材費で済みます。

1ヵ月8,200円の節約が期待できますね。

このように、全てのものを無理に節約して我慢するのではなく、しっかり節約するところは節約して、楽しむところは楽しむメリハリ節約が大切です。

「貯金しても無理な節約をする必要はない」というマインドセットになれば、貯金がどんどん楽しくなり、貯金が趣味の人になれるでしょう。

ただし、「食費を節約しているから服代は無駄遣いしても仕方ない」など、甘くなるのはNGです。

節約する部分は節約する、贅沢する部分は贅沢する、というメリハリが大切ですが、基本的にはいつも節約意識を持っていたいですね。

小銭貯金をする

貯金を趣味にするためには、「貯金は簡単なもの」というマインドセットに変えていくことが大切です。

そのためにご紹介する方法は、小銭貯金です。これは意外と効果的な方法なのでおすすめです。

小銭貯金は、貯金箱や空き缶などがあれば、簡単に始めることができます。金額も少ないので無理なく貯金できるでしょう。そして、予想以上に貯まるので楽しくなってきます。

具体的には「500円貯金」「つもり貯金」がおすすめです。

500円貯金

小銭貯金とは、その名の通り、1円、5円、10円、50円、100円、500円の小銭を貯金していくことですが、あまり金額が少ないと効果が見えにくいので500円貯金がおすすめです。

お財布に500円玉が入っていたら貯金していくのが、基本的な500円貯金のルールです。

例えば、1ヶ月で10回500円貯金をしただけでも1ヵ月5,000円、1年では60,000円になります。

つもり貯金をする

500円貯金のコツは、つもり貯金をすることです。

「〇〇を買ったつもり」「〇〇を食べたつもり」などと思って、使うはずだったお金を貯金していきます。

外でランチをするかわりにお弁当を持参して「ワンコインランチをしたつもり」と500円貯金するのです。

貯金が趣味の人は、小銭貯金が趣味という人が多いです。

小銭貯金がきっかけで貯金が楽しくなれば、もっと大きな額の貯金もできるようになるかもしれませんね。

ゲーム感覚なので楽しく続けることができるでしょう。

小銭貯金の詳しい方法は、こちらの記事でご紹介しています。ぜひご参考ください。

このように、小銭貯金で「貯金は簡単なもの」という考えられるようになれば、貯金がどんどん楽しくなり、貯金が趣味の人になれるでしょう。

しかし、小銭貯金はあくまでもサブ的な貯金方法です。「500円貯金をしているから毎月の貯金ができなくてもいい」というのは良くないですね。

毎月きちんと同じ額を貯金した上で、小銭貯金を行うのがベストです。

貯金は楽しいというマインドセットに変えていくことが大切

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今回は、貯金を趣味にする方法を考えてきました。

貯金が趣味の人になるためには、貯金を楽しむことが大切です。楽しいことならどんどん好きになり、いつのにか趣味になるでしょう。

そのためには、貯金に対するマイナスイメージを払拭し、貯金は楽しいというマインドセットに変えることが効果的。

それを実践するためには、「貯金目標をハッキリさせること」「貯金額を見える化すること」「メリハリのある節約をすること」「小銭貯金すること」がおすすめです。

このような方法なら、周りからケチと思われずに貯金を増やすことができるでしょう。

小銭貯金なら今すぐできます。ぜひ試してみてください。

節約したお金を賢く貯金するには
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当貯金ブログの評価


78点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、貯金を趣味にする節約方法で
23,400円/1カ月間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:スマホ代見直しで1ヵ月▲4,000円、飲み代節約で1ヵ月6,000円、ランチ代節約で1年▲8,400円、500円貯金で1ヵ月▲5,000円)

貯金が趣味になれば、貯金はどんどん増えていくでしょう。上記の貯金力は一例ですが、もっと貯金力がアップする可能性があります。