上手な買い物で使い切り節約!使い回しを考え買い方に工夫を!

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1人暮らしの場合も大家族の場合も、節約するならまず食費でしょう。家計の中で最も占める割合が多く、節約もしやすいからです。
今回おすすめする食費の節約法は「食材を使い切る」「使い回す」ことです。この節約法を実行するためには買い方を工夫していく必要があります。
上手に買いものをして、無駄な食費を削っていきましょう。

「使い切り食材」「使い回し食材」の買い方を工夫することが節約になる

「使い切り食材」「使い回し食材」の買い方を工夫することが節約になる

食費を大幅に削りたいのでれば、買い物の方法を見直すことが重要になります。
当節約貯金ブログがおすすめしたいのは「使い切れる食材」「使い回せる食材」を買う節約方法です。

「使い切り食材」「使い回し食材」を買うことで節約できる理由は?

「使い切り食材」「使い回し食材」を買うことで節約できる理由は?

節約生活を成功させるためには、あらゆる無駄をなくすことが大切です。
食材を無駄にしてしまっているご家庭は意外と多いとされています。
大きな野菜を買ったけれど使い切れなかった…、アレンジ料理が思い浮かばなくて使い回せなかった…、という理由で食材を無駄にしていることが多いのです。
使い切れる食材、使い回せる食材を上手に買うことで、食材の無駄をなくし節約に繋げることができるでしょう。

1世帯あたり年間6万円の食材ロスが出ている!

1世帯あたり年間6万円の食材ロスが出ている!

最近は食品ロスの問題が取り上げられることが多くなっていますが、食品ロスは飲食店だけではあません。一般のご家庭からも食品ロスが出ているのです。
環境庁が京都で行った調査によると、1世帯当たり年間約6万円の食材ロスが出ているというデータが出ています。
これをなくすことができれば、年間60,000円も節約できる可能性があるのです。(参考:livedoorNEWS)

「使い切り食材」「使い回し食材」を買い物していきましょう。

「使い切り食材」「使い回し食材」を買い物していきましょう。

食費を減らすためには、食費の無駄をなくすことです。そのためには、食材を「使い切る」「使い回す」ことがカギになります。そのためには買い物を工夫していく必要があります。
実際にどのような買い物方法をしていけば良いのでしょうか。

1週間分の献立を考えて買う

安いからと大量に買っても賞味期限内に使い切ることができないことがあります。
美味しい食材だから買ってみたけれど、色々な料理に使い回せないこともあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、1週間分の献立を考えてから計画的に買うことです。7日間全ての献立を考える必要はありません。最低5日分の献立を考えておけばOK。逆に7日間ガッチリ決めてしまうと大変なので、残り2日は臨機応変に食べるようにします。
これで「使い切れない食材」「使い回せない食材」を無駄に買うことがなくなるはずです。

予算を決めて買う

1週間分の献立を決めたら予算も決めましょう。
3人家族の場合、1日1,000円、1週間7,000円の食費を目標とします。
これを成功させるためのポイントは3つです。

それぞれの食材の予算を決めた買い物リストを作成する

買い物リストを作成する時には、それぞれの食品名だけでなく予想金額も書いておきます。週に1回の買い物の時には、合計7,000円になるリストを作成してから買い物するとやりやすくなるでしょう。

1個100円ルールで計算していく

買い物する時には、予算をオーバーしないことが大前提です。でも、カゴいっぱいになった食材の合計金額を計算するのは大変。
そこでおすすめしたいのは1点100円のものを1個として計算して買物をすることです。食材の多くは1個100円前後のものです。じゃがいも1袋100円、納豆1パック100円などを1点として数えます。50円のものがあれば、別の50円と合わせて1点、200円は2点、300円は3点となります。
1週間分7,000円の買い物をするのであれば、買った食材が70点以上になった段階でストップしましょう。

調味料は別予算にする

3人家族の場合、1週間の目標食費額は7,000円ですが、これに調味料を加えないのがおすすめです。
調味料は野菜や肉などに比べて、1つの値段が高いものがあります。これを1週間7,000円の予算に組み込んでしまうと、徹底した節約ができません。調味料を買う場合には、まとめて月初や月末に買ってしまうと良いでしょう。

総務省統計局(家族調査より)のデータによると、3人家族の1ヶ月の食費の平均は75,102円です。そのうち、外食費は15,456円、油脂・調味料費は3,324円になっています。これを引くと1ヶ月の食材費は56,322円。これを1週間7,000円、1ヶ月30,000円にすることができれば1ヶ月26,322円、1年で315,864円を貯金できる可能性がでてくるのです。

使い切りやすい、使い回しやすい食材を買う

「使い切りやすい食材」とは、日持ちする食材、冷凍保存できる食材です。
「使い回しやすい食材」とは、アレンジしやすい食材、リメイクしやすい食材と言えるでしょう。
ここで使い切りやすく、使い回しやすい食材をご紹介したいと思います。

野菜編
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ブロッコリー、ほうれん草

まず節約に定番なのが、じゃがいも、にんじん、玉ねぎです。日持ちする野菜なので使い切れないことがなく、どんな料理にもアレンジできるという使い回しも◎。
カレー、シチュー、肉じゃが、など定番メニューにアレンジできるのですが、カレーやチューはさらにリメイク料理にすることもできます。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎを刻んで、野菜ミックスを作り冷凍しておくのも便利です。
ブロッコリーやほうれん草は、あまり日持ちがしませんが、色々な料理に使い回すころができます。
買ってきたら固めに茹でておけば、和え物、炒め物、煮込み料理などに使い回すことが可能。冷凍保存しておくのもおすすめです。

お肉編
鶏むね肉、挽肉、ソーセージ

低価格の鶏むね肉は、節約生活には欠かせません。鶏むね肉はパサつきやすいということで作るのが難しそうと思われていますが、加熱時間を少なくすればしっとり柔らかく仕上げることができます。蒸し鶏、サラダチキン、チキンナゲットなど使い回しも抜群です。
挽肉も使い回しやすいお肉なのでおすすめ。ハンバーグ、ミートボール、ドライカレー、肉そぼろなど、作り置きレシピにもピッタリです。
さらにおすすめなのがソーセージです。そのまま使うことができて、炒め物、煮込み料理、グリル料理など様々な料理のメインになってくれるでしょう。
そしてこれらの肉類は冷凍保存することができます。
使いやすい大きさに切ってから冷凍したり、すぐに調理できるように味付けをしてから冷凍保存しましょう。

乾物編
ひじき、はるさめ、わかめ

使い切りやすい食材と言えば、乾物ではないでしょうか。賞味期限が長いので、食べ切れないことはまずないと思います。
ひじき、はるさめ、わかめ等はアレンジしやすくて、かさまし効果も抜群なのでおすすめです。

その他
豆腐、卵

豆腐と卵は安くて使い回しやすい食材なので、週に1回の買い物の時にはぜひ買っておきたい食材です。
週の前半は新鮮なうちに卵かけご飯など生食にして、週の後半はオムレツや卵焼きなどの加熱料理にすると良いでしょう。豆腐も同じように、週の前半は冷奴やサラダ、後半はハンバーグやナゲットのかさまし等に使うのがおすすめです。

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食材を「使い切る」「使い回す」ことが食費節約のカギだった!

食材を「使い切る」「使い回す」ことが食費節約のカギだった!

食費を減らすためには、食材のロスを防ぐことが重要です。そのためには、使い切れる食材、使いまわせる食材を上手に買物することが大切。
1週間の献立を考えること、予算を決めること、そして使い切りやすく使い回しやすい食材を買うことが節約生活を成功させてくれるはずです。

節約したお金を賢く貯金するには
工夫して節約したお金をそのままお財布に入れておくのは賢い方法ではありません。そのお金をどのようにしたら更に効率よく増えるのか考えましょう。同じお金でも置いておく場所によって増え方も違います。心の持ち方も変わってきます。節約して浮かせたお金を使う最後の最後まで得する方法を実践、その具体的なお金の預け方を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


75点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、この使い切り、使い回し節約方法で
375,864円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:食品ロスを減らす節約法で1年▲60,000、1日食費1,000円の節約法で1年▲315,684円)

毎日の食事のクオリティを下げずにできる食費節約方法なのでおすすめです。使い切る食材、使い回し食材を知っておくと、楽に食費節約することができるでしょう。