ろうそくランタンやキャンドルでおしゃれに電気代を節約するには!

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経済産業省が2009年度の世帯当たりの電気使用量について調査したところ、1位は電気冷蔵庫、2位は照明器具と結果が出ました。

毎日当たり前につけたり消したりしている照明ですが、実はけっこう電気代がかかっています。

しかし、電気代を節約したいと思っても、我慢する必要がある節約法や、面倒な節約法は長続きしません。

そこで今回は、おしゃれに楽しく電気代を節約する方法をご紹介したいと思います。
照明器具の代わりに、ろうそく、キャンドル、ランタンを使って電気代を節約する方法です。

おしゃれな節約法を楽しみましょう。

照明の電気代はおしゃれに節約を

照明の電気代はおしゃれに節約を

ろうそく、キャンドル、ランタンを活用することで、おしゃれに電気代を節約することができます。

電球のかわりにろうそく、キャンドル、ランタンの光を使えば、電球にかかる電気代をゼロにすることができます。それぞれにかかるランニングコストを考えても節約できる可能性が高いのです。

そしてポイントは、ろうそく、キャンドル、ランタンを部屋に置くことで、おしゃれ空間を作ることができること。

大きなインテリア家具を変えるよりも、「光」を変えるだけで空間のイメージをガラリと変えることができます。

「リビングやキッチンのインテリアに何か足りない」と物足りなさを感じていたら、ぜひろうそく、キャンドル、ランタンで自然の光を取り入れてみてください。

リラックス空間を演出してくれる

さらに、自然な光には、人工的な照明にはない魅力があります。
自然な光は人にやすらぎや落ちつきを与えてくれます。

おしゃれ空間だけでなく、くつろげるリラックス空間を作ることもできるのです。
リビングやダイニングはもちろん、お風呂に置くとリラックス空間を存分に楽しむことができるでしょう。

料理をおいしく見せてくれる

自然な光には、料理をおいしく見せる効果があります。
レストランのディナータイムには、テーブルにキャンドルが置かれていることがあります。

これは料理をよりおいしく見せるための演出でもあるのです。
また料理だけでなく人をきれいに見せる効果もあると言われています。いつもの食卓にキャンドルを置いてみたら、普段と違う素敵な雰囲気を演出できるでしょう。

災害時に役立つ

ろうそく、キャンドル、ランタンがある生活は、災害時の時に役立つメリットもあります。
停電になっても自然の光があれば安心です。

電池式のランタンなら火災の心配もないので、さらに安心安全に使えるでしょう。

ろうそく、キャンドル、ランタンの特徴

ろうそく、キャンドル、ランタンの特徴

いつもの照明をオフして、ろうそく、キャンドル、ランタンの光を活用することで、節電効果だけでなく、様々なメリットがあることがおわかりいただけたと思います。

電気代節約になるだけでなく、日々の生活を豊かにしてくれるでしょう。
でも、ろうそくとキャンドの違いは?ランタンはどんな種類がある?など、わからないことも多いと思います。

ろうそく、キャンドル、ランタンの特徴をご説明していきましょう。

ろうそくとは?

ろうそくとキャンドルは、どちらもロウに火を灯して明るくするものです。

しかし、その原料が異なります。
ろうそくは植物性の天然素材が使われています。さらに手作業で作られるため価格が高いものが多いです。

温もりがある優しい光は、昔から日本人の生活を照らしてきました。ろうそくの灯りを見ていると気持ちが落ち着くでしょう。

炎が大きく消えにくいというメリットもあります。
ろうそくと言えば、仏壇用の灯りのイメージが強いですが、食卓やリビングに置いて楽しむこともできます。

アンティークなろうそく立てなどを使えば、お部屋の印象をおしゃれに変えることができます。個性的なインテリアを楽しみたい人にもおすすめです。

キャンドルとは?

天然素材で作られるろうそくに対して、キャンドルは石油由来のパラフィンワックスから作られます。天然素材を使ったキャンドルもありますが、ほとんどのキャンドルはパラフィンワックス素材のものです。

大量生産が可能であり、ろうそくに比べて価格が安くなります。
但し、炎が小さく消えやすいというデメリットがあります。

キャンドルの魅力はインテリアとして使いやすいところです。
おしゃれなキャンドルホルダーを合わせることで様々な演出ができます。

定番のステンドグラス風や、陶器でできたキャンドルホルダー、ハウス型のキャンドルホルダーなどたくさんの種類があるので、お部屋のインテリアに合わせてコーディネートを楽しむことができるでしょう。

100均でも個性的で素敵なキャンドルホルダーが売られています。
火を灯していない時でも、お部屋のアクセントとして使えるのでおすすめです。

ランタンとは?

ランタンとは吊り下げ型の照明のことです。角型や丸形の透明の箱の中に、灯火が入った構造をしています。

キャンプで使われることが多いですが、インテリアとしても注目されています。おしゃれなお部屋を演出するアイテムとしても人気が高いのです。特にナチュラル系のインテリアとの相性が抜群です。

ランタンは「ガソリン」「ガス」「電池式」の3タイプに分かれています。
ガソリンランタンは、光が強いのが特徴。準備が難しいというデメリットがありますが、キャンプ好きの人の多くが愛用しています。

ガスランタンは、ガソリンより難易度が下がります。しかし、持続時間が少ないのでコストが高くなる傾向にあります。

ガソリンランタン、ガスランタンはインテリア向きではありませんが、電池式ランタンはインテリアにピッタリ。ガソリンやガスのような危険性がないので室内でも安心して使うことができます。

それほど光は強くありませんが、食卓やリビングのやさしい照明としては十分でしょう。電池による光ではありますが、自然の光のような温かさがある製品が多く販売されています。

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ろうそく、キャンドル、ランタンの節約効果は?

ろうそく、キャンドル、ランタンの節約効果は?

次にろうそく、キャンドル、ランタンがどれくらい節約になるのか、具体的に計算してみたいと思います。

ろうそく

一般的なろうそく大サイズ(82mm×35mm×147mm)は1本あたり20円です。燃焼時間は1時間40分。1時間あたりのランニングコストは12円になります。

キャンドル

一般的なキャンドル(アルミカップ)は1個あたり6円です。燃焼時間は4時間。1時間あたりのランニングコストは1.5円になります。

天然素材を使っているろうそくと比べると、キャンドルはリーズナブルということがわかります。

ランタンは3種類で比較してみます。

ガソリンランタン

灯油1Lは85円。1Lで11時間使うことができるので、1時間あたり7.7円になります。

ガスランタン

ガス缶1缶は500円。5時間使うことができるので、1時間あたり100円になります。
ガス缶はとても高くなることがわかります。

電池式ランタン

単3電池4本で120時間使うことができます。乾電池4本セットを100均で購入すれば1時間あたり0.8円になります。

このように、それぞれランニングコストが大きく異なることがわかりました。
それでは、これらのコストを白熱電球(100W)と比べてみましょう。

白熱電球(100W)の1時間あたりの電気代を全国平均の電気代27円で算出してみます。
0.1kWh×27円=2.7円になります。

種類 1時間あたりのコスト
ろうそく 12円
キャンドル 6円
ガソリンランタン 7.7円
ガスランタン 100円
乾電池式ランタン 0.8円
白熱電球 2.7 2.7円

白熱電球と比較すると、ランニングコストはかえって高くなる傾向にあります。
照明器具を使わないことで電気代はゼロにおさえることができますが、別にコストがかかることも覚えておかなければいけません。

しかし、白熱電球2、3個をキャンドルに変える場合は、節約に繋がると考えて良いでしょう。

乾電池式ランタンの場合は、白熱電球1個と交換するだけで節約効果が期待できます。
1時間なら1.9円の差ですが、1日3時間使用したとすると、1年で考えると2,080円の節約が見込めます。

ろうそく、キャンドル、ランタンの節約方法は?

ろうそく、キャンドル、ランタンの節約方法は?

ろうそく、キャンドル、ランタンの特徴、節約効果についてご説明してきました。
その内容を踏まえた上で、具体的な節約方法をご紹介したいと思います。

ろうそくの節約方法

ろうそくの節約方法としておすすめしたいのは「お風呂で使用する」です。
家族全員で楽しめる節約法です。

準備するものは、ろうそく、お皿、アルミホイルです。
おしゃれなろうそく立てを使って素敵なインテリアアイテムにすることもできますが、なければお皿とアルミホイルで十分です。お皿は少し深みがあるものが良いでしょう。

お皿の上にアルミホイルを敷いて、その上にろうそくを置くだけで準備OKです。お皿に直接ろうそくを置くこともできますが、ろうが垂れてきてしまうので、アルミホイルを敷いておくと後始末が簡単です。

浴槽のふちに置くと危ないので、窓の前スペースに置くようにしましょう。
ろうそくの自然な光はリラックス空間を作ってくれるのでお風呂タイムにピッタリです。

キャンドルの節約方法

キャンドルの節約方法としておすすめしたいのは「食卓で使用する」です。
こちらも家族全員で楽しむことができるでしょう。

キャンドルはろうそくに比べてランニングコストが低いです。だから、食事の時間、その後の家族団らんの時間など、長時間使うと良いでしょう。ゆっくりお酒を飲む時にもピッタリです。

キャンドルを使うときは、キャンドルホルダーを準備します。100均で十分素敵なキャンドルホルダーを揃えることができます。キャンドルホルダーを買うのが面倒なら、ガラス容器でも代用できます。耐熱性のもの、キャンドルが入る大きさであればOKです。

キャンドルは、食べものを美味しく、女性をきれいにみせる不思議な効果があります。ぜひ、毎日の食卓に取り入れてみてください。

ランタンの節約方法

ランタンの節約方法としておすすめしたいのは「寝室で使用する」です。
お子様には少し明るさが弱いので、大人用として使うと良いでしょう。

ランタンはガソリン、ガスなどのタイプもありますが、家で使う場合は乾電池タイプを使いましょう。持ち運びができて、安全に使うことができます。

ランタンは、食卓やリビングで使うのも良いのですが、おすすめは寝室です。
寝る前に本を読んだり、パソコン、タブレットなどを見るときに、ベッドサイドランプとして使いましょう。

ランタンの柔らかな光は、寝る前のリラックスタイムにピッタリ。
また、夜中にトイレに行く時に使えるメリットもあります。ランタンを持ってトイレに行けば、寝室、廊下、トイレの電気をつける必要がなくなるので、節電効果が期待できます。

まとめ

照明の電気代は、全体の電気代の中で多くを占めています。少しでも照明の電気代を抑えることができたら、年間の電気代節約に役立つでしょう。

今回ご紹介したろうそく、キャンドル、ランタンを使った節約法なら、ただ電気代を減らすだけでなく、おしゃれにインテリアを楽しめるという魅力があります。

但し、照明器具を使わないことで電気代は節約できますが、それ以外にランニングコストがかかることも考慮しましょう。

電気切替で賢く電気代を節約する方法
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当貯金ブログおすすめの具体的な電気切替節約方法を以下のページでまとめました。
当貯金ブログの評価


60点
/100点中貯金ブログ採点
※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

私の場合(夫婦・子供2人)だと、このろうそく、キャンドル、ランタンの節約方法で
2,080円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:白熱電球をランタンに変えることで1年▲2,080円)

それほど高い節約金額は期待できないので、おすすめ度は低いですが、おしゃれなインテリアアイテムとして楽しみたい人にはとてもおすすめです。