同棲して貯金できない原因って?貯金なしでは始まらない!

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「同棲すると貯金ができない…」と悩んでいませんか?

楽しいはずの同棲生活ですが、貯金なしの生活が続くのは辛いですよね。

将来のことを考えたくても、貯金ができないと、なかなか二人の関係を前進させることができないでしょう。

同棲して貯金ができないのはどうしてなのでしょうか。

今回は、同棲中のカップルが貯金できない原因について考えていきたいと思います。

その原因がわかれば、貯金なしの同棲生活を変えることができます。

明るい将来のために貯金ができるように、貯金なし同棲生活を見直しましょう。

同棲して貯金できない原因は?

同棲して貯金できない原因は?

同棲すると、二人の収入が一緒になるので、お金に余裕が出るはずです。

しかし実際に同棲をはじめると余裕が出るどころか、毎月ギリギリの生活…というカップルも多いでしょう。

一方で、二人でしっかり貯金をして将来の結婚資金を貯めているカップルもいます。

同棲して貯金できないカップルの原因は何なのでしょうか。

その原因は、「メンタル的なこと」と「習慣的なこと」があります。

メンタル的な原因

まずはメンタル的な原因から見ていきましょう。

今を楽しむことが好き

遠い将来のことより、とにかく今を楽しみたいというカップルは、貯金ができません。

不確かな将来のためにお金を貯めるよりも、今楽しむことだけにお金を使ってしまうのです。

旅行をしたり美味しいものを食べたり、お互いに高価なものをプレゼントしたり…と、今を思い切り楽しんでいるカップルは、貯金に回すお金がなくなるでしょう。

貯金する気がない

もらった給料はそのまま全部使ってしまうカップルも多いでしょう。

そもそも貯金する気がないのです。貯金のためにお金を残そうとは思いません。

毎月使い切るのが当たり前になっているのです。

もらった給料は毎月使い果たし、マイナスにならなければOKという考えのカップルは、なかなか貯金することはできないでしょう。

計画性がない

貯金する気はあるけど、思うように貯金ができないというカップルもいるでしょう。

貯金をしたいという漠然とした気持ちはあっても、具体的な貯金計画がないのです。

いつまでにいくら貯めたいから毎月いくらずつ貯金するという計画性がないと、貯金を増やすことが難しいでしょう。

お金の話をしたがらない

お金の話は、なんとなくタブーというカップルもいます。

お互いにお金の話をしたがらないのです。

貯金の第一歩は、今のお金の状況に向き合うことです。

お互い、どれくらいの給料をもらってるのか?どれくらいの貯金があるのか?さらに将来のためにはいくら貯金が必要なのか?など、お金の話をすることから、貯金計画がはじまります。

お金の話をしたがらないカップルの場合、貯金の第一歩が踏み出せないのです。

家計管理に苦手意識がある

二人とも家計管理に苦手意識があると、なかなか貯金ができません。

限られた収入の中で貯金をするためには、家計管理が重要です。

まず、収入に対して、毎月生活費がどれくらいかかっているかを把握する必要があります。その上で、どれくらい貯金ができるのか考えるのです。

さらに、その貯金を達成するためには、どのようなやりくりをすれば良いのか考えることも大切です。

どちらか一人がこのような家計管理が得意だと、積極的に家計管理をして相手を引っ張っていくことができます。

でも、どちらも家計管理に苦手意識があると、なかなかお金の管理はできないでしょう。だから貯金ができないのです。

習慣的な原因

次に、貯金できない習慣的なことについて考えていきたいと思います。

外食が多い

「週末は必ず外食に行く」「仕事が遅くなった日は外食で済ませてしまう」など、外食が多いカップルの場合、貯金に回すお金がなくなる傾向にあります。

カップルで外食をする場合、ランチなら二人で2,000円、夜ごはんなら二人で4,000円くらいになるでしょう。さらに飲みに行った場合は二人で6,000円以上にはなります。

平日に夜ご飯2回、週末にランチを2回、さらに週に1回飲みに行ったとしましょう。

1週間にかかる外食費は18,000円にもなります。1ヵ月なら72,000円です。

だから、外食を続けていると、貯金するお金は残らないでしょう。

ショッピングデートが多い

デートでショッピングに行くことが多いカップルは、貯金ができないでしょう。

ショッピングデートは楽しいものです。

相手の買い物に付き合うのも、自分の買い物に付き合ってもらうのも楽しいでしょう。お互いの趣味がわかるので、二人の距離が縮まるメリットもあります。

しかし、買うことではなく、買い物に行くことが楽しみになってしまうと、無駄な買い物が増えていきます。

ショッピングデートが好きなカップルは、同棲するとインテリア小物や食器など二人で使うものを集めたくなるでしょう。

どんどん余計な物を買ってしまい、貯金は後回しになってしまいます。

趣味に使うお金が多い

車やバイク、映画や音楽など、趣味に使うお金が多いカップルは、お金が貯まらないでしょう。

趣味はお金がかかります。

同棲する前は、もらった給料はすべて自分の趣味に使っていた人も多いでしょう。

自分だけの生活ならそれで良いですが、同棲しても同じように趣味にお金を使っていると、貯金のお金は残らないでしょう

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同棲貯金なしから脱する方法とは?

同棲貯金なしから脱する方法とは?

ここまで、貯金ができない同棲カップルの原因について見てきました。

貯金なしの状態から脱するためには、この原因の対策を考えれば良いのです。

  • 今を楽しむことが好き
  • 貯金する気がない
  • 計画性がない
  • お金の話をしたがらない
  • 家計管理に苦手意識がある

このようなメンタル的な貯金ができない原因に対しては、具体的に以下のような方法が効果的です。

「貯金目標を立てる」
「銀行口座を一緒にする」
「先取り貯金をする」

  • 外食が多い
  • ショッピングデートが多い
  • 趣味に使いお金が多い

このような習慣的な貯金ができない原因に対しては、具体的に以下のような方法が効果的でしょう。

「自炊をする」
「買い物はネットで安く済ませる」
「自由に使えるお金を明確にする」

それぞれの対策方法について、具体的にどうすれば良いのかご説明しましょう。

貯金目標を立てる

「今を楽しむことが好き」「貯金する気がない」「計画性がない」「お金の話をしたがらない」という理由から貯金ができないカップルは、まず将来と向き合うことから始めましょう。

さらにお金という現実に目を向けて、貯金目標を考えていきましょう。

二人の将来の目標を考える

貯金目標を立てるためには、まず二人の将来について考える必要があります。

その上でお金のことを話し合うことが大切です。

お金のことを話すと相手にプレッシャーをかけてしまわないか…と躊躇する人もいると思いますが、勇気を出してお金の話題をしてみましょう。

一度話してしまえば、意外とスムーズにお金の話ができるようになるかもしれません。

例えば貯金の目的が「結婚」の場合、結婚情報誌を結婚の話をするキッカケにするのが定番ですが、急に結婚情報誌を買ったら驚かれるかもしれません。

おすすめは、女性ファッション雑誌の結婚特集記事です。定期的に結婚や子育てなどについての特集があるでしょう。そのような記事を見つけたら買っておきましょう。

さりげなく結婚特集記事を見せながら結婚の話題に持っていくことができるはずです。結婚資金について話すキッカケが作れるでしょう。

まだ結婚を考えていないカップルなら、旅行や趣味が目標でも良いでしょう。

「結婚式費用のために貯める」「結婚式はまだ考えていないけど、二人で海外旅行に行くために貯める」など、二人の将来について話し合い、貯金目標を明確にしましょう。

貯金目標金額を考える

次にその目標を叶えるための貯金額を考えましょう。

例えば結婚式資金を貯めるなら、相場は250万円です。

これを目安に貯金目標額を考えると良いでしょう。

貯金目標期限を考える

次に、いつまでその貯金目標を達成したいのか期限を決めます。

「結婚式のために1年後までに250万円貯める」なのか、「結婚式のために2年後までに250万円貯める」なのか、具体的な期日を考えます。

毎月の貯金目標金額を考える

具体的な貯金目標が決まれば、毎月の貯金目標額がわかります。

1年間で250万円貯めたいなら、1ヵ月約208,000万円ずつ貯金する必要があります。

かなり難しい金額でしょう。

2年間で250万円貯めたいなら、1ヵ月約104,000円ずつ貯金することになります。1人あたり52,000円ずつです。これなら少し現実的な金額になるでしょう。

さらに、自分たちの収入、支出とのバランスを考えて無理のない貯金額を設定していきます。

このように、はっきりと目標を立てることで、目先の楽しみだけでなく将来の楽しみのためにお金を貯める意識を持つことができるでしょう。

具体的な金額や期間を考えることで、さらに計画性が生まれるので、毎月コツコツ貯金することができます。

「同棲カップルの貯金目標の決め方」は、こちらの記事で詳しく解説しています。ご参考ください。

銀行口座を一緒にする

目標を立てることができたら、次のステップは銀行口座の見直しです。

同棲カップルの場合、それぞれが自分の口座でお金を管理していることがほとんどでしょう。

しかし、家計がバラバラのままだと、いつまでも貯金ゼロから脱出できません。

それぞれの銀行口座を一緒にして、二人でお金の管理をしていきましょう。

共有できる銀行口座を作れば、二人の収支がまとまるのでお金の管理が楽になります。

同棲カップルの場合、2つの共通の銀行口座があると良いでしょう。

生活費用口座を作る

1つ目は、生活費用の口座です。毎月この口座にそれぞれ生活費を入れて管理します。

これにより、家計簿をつけなくても家計管理ができるメリットがあります。

生活費用の口座に残っているお金が、当月使える生活費になるのでシンプルな家計管理ができるでしょう。家計管理が苦手なカップルにおすすめです。

「共通の生活費用口座にはいくらずつ入れればいい?」「生活費の目安は?」など、「同棲カップルの生活費用口座に作り方」については、こちらの記事で解説しています。ご参考ください。

貯金用口座を作る

2つ目は、貯金用の口座です。毎月この口座にはそれぞれ決めた貯金額を入金していくのです。

給料が振り込まれたらすぐに貯金用口座に入金する「先取り貯金」を徹底していきましょう。詳しくは後程ご説明します。

銀行の開設方法

銀行口座を開設するには、大きく2つの方法があります。

1つ目は、銀行窓口で手続きする方法。身分証明書を持参して手続きをしましょう。

2つ目は、アプリから手続きする方法。銀行のアプリをインストールしたら、スマホで運転免許証を撮影し、お客様情報と一緒に送信します。

スマホに口座番号が送られてきて、後日キャッシュカードが届く流れになります。

銀行に行く時間がないカップルでも、すきま時間に簡単開設することができるでしょう。

口座を開きたい銀行のホームページから手順を確認してみてください。

先取り貯金をする

貯金なしを脱するためには、強制的に貯金するシステムを作るのが一番です。

貯金分のお金を残そう思ってもなかなか残らないでしょう。先に強制的に貯金分を取ってしまえば、残りのお金で1ヵ月やりくりすれば良いので、自然と貯金が貯まっていくのです。

お互いに給料が振り込まれたらお金を引き出して、貯金用の口座にお金を入金するようにしましょう。

自炊をする

「外食が多い」カップルは、ぜひ貯金のために自炊中心の生活をはじめてみてください。

平日に夜ご飯2回、週末にランチを2回、さらに週に1回飲みに行ったと想定すると1ヵ月なら72,000円もの外食費がかかる可能性があるとご説明しました。

この外食費を半分にするだけで、1ヵ月36,000円、1年で432,000円の貯金が見込めます。

まず、現在二人合わせて1ヵ月にどれくらいの外食費がかかっているのか計算してみてください。

1ヵ月分のレシートを貯めて、月末に計算してみてください。その金額を半分にすることを目標にしましょう。

「忙しくて自炊する時間がない」「料理は初心者で苦手…」という場合は、レトルト合わせ調味料を使った自炊からはじめると良いでしょう。

一から手作りするよりは食材費がかかりますが、外食に行くよりは節約になります。

例えば、飲食店で食べるなら700円するパスタでも、乾麺を茹でて市販のパスタソースをかければ、1人前100円以下で作ることができます。

定番の麻婆豆腐の素なら、豆腐を切って入れるだけで1人前120円以下で作ることができます。

このようなレトルト合わせ調味料を使って自炊するうちに、料理の腕が上がってくるはずです。

そうしたらレトルト品に頼らずに、自分で味付けしていけば良いのです。

最近は、様々なレトルト合わせ調味料が販売されているので、ぜひスーパーでチェックしてみてください。

買い物はネットで安く済ませる

「ショッピングデートが多い」カップルは、その半分をネットショッピングに変えてみましょう。

ネットショッピングは、お買い物する楽しさもありながら節約的というメリットがあります。

まず、実店舗で買うよりも割安で買うことができます。

またお店で買うよりもしっかり吟味して買うことができるので、無駄な衝動買いを減らすこともできるでしょう。

全てネットショッピングにしたら「ショッピングデートができなくてつまらない」となってしまうでしょう。

洋服を買うときだけは実店舗でショッピングしてOK、それ以外はネットショッピングにする、などとルールを決めると良いでしょう。

自由に使えるお金を明確にする

「趣味に使うお金が多い」カップルは、自由に使えるお金を明確にすることがおすすめです。

趣味にお金を使うことは決して悪いことではありません。

貯金に回せるお金が残らないほど使ってしまうことが問題なのです。

上記でご説明したように、銀行口座を一緒にして家計管理すれば、毎月自由に使えるお金がいくらなのか明確になるでしょう。

給料が振り込まれたら、まず貯金分と生活費分のお金を引き出して、貯金用口座と生活費用口座に、それぞれお金を入金します。そして残ったのが自由に使えるお金です。

そのお金の範囲内なら、自由に趣味にお金を使ってもOK。ストレスを感じることなく気持ちよく使うことができるでしょう。

まとめ

今回は、同棲して貯金ができない原因について考えてきました。

同棲をはじめた途端貯金ができなくなるのは避けたいものです。

貯金なしの状態では、将来のことを考える余裕がありません。

二人の関係を前に進めるためには、しっかり貯金していくことが大切なのです。

今回は、貯金できない原因、さらにその改善策をご紹介してきました。

同棲して楽しいけど貯金ができない…とお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

節約したお金を賢く貯金するには
工夫して節約したお金をそのままお財布に入れておくのは賢い方法ではありません。
そのお金をどのようにしたら更に効率よく増えるのか考えましょう。
同じお金でも置いておく場所によって増え方も違います。心の持ち方も変わってきます。
節約して浮かせたお金を使う最後の最後まで得する方法を実践、その具体的なお金の預け方を以下のページでまとめました。
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※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度

同棲中のカップルの場合、貯金なし対策のための節約方法で
432,000円/年間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。

(計算値:週に5回の外食を半分に減らして自炊を増やすことで1年▲432,000円)

結婚を意識しているカップルなら、同棲中に貯金できる習慣を作ることがとても大切です。結婚してから「もっと貯めておけば良かった…」と後悔しないように、早い段階から貯金をしておきましょう。