結婚に必要なものは色々ありますが、多くの女性が重視するのは、結婚する男性の「貯金」です。
貯金のない男性との結婚に不安を感じる女性は多いでしょう。
結婚資金が足りないから不安と思われるだけでなく、人間性を疑われてしまうこともあるのです。
だから貯金がない男性は、「結婚するのに貯金なしだけど大丈夫…?」と不安になりますよね。
そこで今回は、女性から見た「結婚貯金なし男性」について考えていきたいと思います。
「結婚貯金なし男性は女性からどう思われているのか」「結婚貯金なし男性の問題点は何か」考えながら、貯金なし男性がすべき改善策について解説していきます。
その改善策とはライフプランを考えること、お金を見える化すること、貯金専用口座を作り先取り貯金することです。
これにより、貯金なし男性でも不安なく結婚を考えることができるでしょう。
40歳未満の独身男性の平均貯金額は373万円
貯金のない男性の結婚について考える前に、一般的な独身男性はどれくらい貯金があるのか調べてみましょう。
総務省統計局「平成26年全国消費実態調査 単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果」から、独身男性の貯蓄の平均額を見ることができます。
ただし、20代限定、30代限定のデータはなかったため「40歳未満」のデータを参考にしたいと思います。
40歳未満の独身男性の平均貯蓄額は373万円です。
この調査の貯蓄額は、通貨性預貯金、定期性預貯金、生命保険、有価証券なども含んだ金額です。
(参考:総務省統計局)
あくまでも独身男性の貯蓄平均額なので、結婚資金として貯めている貯金とは限りませんが、20代30代の男性は平均でも400万円近く貯金できていることがわかります。
婚約、結婚式、新婚旅行にかかる平均的なトータル額は500万円ほど。
ただし結婚式を行う場合はご祝儀があり、平均的な相場は200万円ほどになります。
つまり、平均的な結婚にかかる費用として準備しておきたいのは600万円-200万円=400万円ということになりますね。
一般的な独身男性の貯金額であれば、結婚費用をギリギリ賄うことができるでしょう。
結婚にかかる具体的な費用は、こちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考ください。
女性が結婚相手に期待する貯金額は500万円以上
40歳未満の独身男性の平均貯金額は373万円ということがわかりました。
結婚のために準備しておきたい貯金は400万円ほどになるので、平均的な貯蓄がある男性なら、ギリギリ結婚費用を賄えるでしょう。
それでは、女性は結婚相手の男性にどれくらいの貯金を求めているのでしょうか。
公的なデータはありませんでしたので、マイナビウエディング編集部が行った「結婚相手にどれくらい貯金していてほしい?」というアンケートを参考にしたいと思います。
大手結婚式情報サイトが行った調査で、20~50代の300名もの男女を対象にしているので、信憑性の高い情報と言えるでしょう。
まずは、「結婚相手の男性には、どれくらい貯金していてほしい?」に対する女性の回答から見ていきます。
結婚相手の男性には、どれくらい貯金していてほしい?
結婚相手の男性には、どれくらい貯金していてほしい? | ||
---|---|---|
1位 | 500万円以上 | 37.3% |
2位 | 300~350万円以上 | 19.5% |
3位 | いくらでもいい | 8.1% |
100~150万円以上 |
(参考:マイナビウーマン)
4割近くの女性が結婚相手の男性に500万円以上の貯金を期待していますね。
平均的な独身男性の貯金373万円を大きく上回る結果となっています。平均的な男性の貯金額では物足りない女性が多いのです。
「いくらでもいい」という女性は8.1%ということで、少数派ということがわかりますね。
さらに、同アンケートでは、男性に対して「結婚相手の女性には、どれくらい貯金していてほしい?」という質問もしています。その回答は以下のようになっています。
結婚相手の女性には、どれくらい貯金していてほしい?
結婚相手の女性には、どれくらい貯金していてほしい? | ||
---|---|---|
1位 | いくらでもいい | 45.2% |
2位 | 500万円以上 | 17.4% |
3位 | 100~150万円以上 | 8.7% |
(参考:マイナビウーマン)
女性で最も多かった回答は「500万円以上」でしたが、男性の場合は「いくらでもいい」と回答した人が半分近くという驚きの結果です。
あなたは、お相手の女性に対して「貯金なしでもいい」と思っているかもしれません。
でも、お相手の女性はあなたに対して「貯金なしでもいい」と思っていない可能性が高いと自覚したほうが良いですね。
結婚貯金なしの男性は女性から「結婚」「人間的」に不安と思われる
平均的な独身男性の貯金額、さらに男女別に結婚相手に求める貯金額について見てきました。
独身男性の平均貯金額は373万円ということで、結婚資金を賄えるほどの金額でしょう。
しかし、多くの女性はそれ以上の貯金額を男性に求めているということがわかりました。
つまり、結婚する際に貯金なしということは、女性にとって大きなマイナス要素になるのです。
まず、「結婚式が挙げられないかもしれない」など、結婚に不安を感じさせてしまうでしょう。
さらに、「金銭感覚が合わないかもしれない」など人間性を疑うわれることにもなりかねません。
ここからは、貯金なしの男性は女性からどう思われているのか見ていきましょう。
当サイトの見解と合わせて、大手結婚情報サイト、婚活情報サイト、大手銀行の公式サイトなどの情報も参考にしています。
結婚に対して不安と感じられてしまう
まず、結婚相手が貯金なしの男性の場合、女性は「理想の結婚ができないかもしれない」と不安になります。
結婚前から、貯金ゼロの男性に対して以下のようなネガティブな感情を抱くでしょう。
どんな時代も、ウェディングドレスを着るのが夢という女性は多いです。
豪華な結婚式を挙げて、家族や友人など大勢の人から祝福されたい、そして、そんな人たちに豪華なおもてなしをしたい…など、夢が広がっているでしょう。
しかし、豪華な結婚式にするためには400万円近くのお金がかかるので、貯金ゼロなら、豪華な結婚式はもちろん、結婚式を挙げることも無理かもしれません。
結婚式を挙げられたとしても、色々と我慢して質素な式になるでしょう。
だから、貯金ゼロの男性は、結婚相手の女性から「この人と結婚したら、豪華な結婚式は無理かな…」と思われてしまうのです。
貯金ゼロでもご祝儀があるので何とか質素な結婚式は上げられるかもしれませんが、新婚旅行までは無理でしょう。
ハワイやヨーロッパなど人気の新婚旅行に憧れていても「この人と結婚したら、新婚旅行は諦めよう」と思われるでしょう。
結婚する際に女性が気になるのは、両親にどう思われるか。結婚相手の男性と両親の関係が上手くいくのかが重要になります。
貯金がない男性は、当然女性のご両親から良く思われないでしょう。反対されたり、関係が上手くいかない場合もあります。
だから、貯金ゼロの男性は、結婚相手の女性から「結婚したいけど、親に反対されるかも…」と思われるでしょう。
このように、女性は、貯金がない男性との対して結婚に不安を抱くでしょう。
結婚そのものを考え直す女性もいるかもしれませんね。
人間性を疑われてしまう
さらに、結婚相手の女性から「この人と結婚して大丈夫?」と人間性を疑われてしまう恐れもあります。
女性は、単純に「貯金なし=結婚資金がない」と思うだけでなく、もっと厳しい目であなたを判断するでしょう。
貯金がないということは、計画的にお金を使っていないと思われるかもしれません。
高収入の男性の場合はなおさら「こんなに収入があるのに貯金できないのは無計画すぎる…」と思われるでしょう。
貯金がないということは、浪費癖や無駄遣いが多いと思われるでしょう。
そして、「そんな金銭感覚の人とは合わなそう」と思われるかもしれませんね。
金銭感覚が合わないと、様々なトラブルが起きてしまうもの。女性はそんな金銭トラブルに不安を抱くでしょう。
独身時代に貯金できない男性は、結婚してからも貯金ができないと思われるでしょう。
女性は結婚して子供が生まれると働けなくなる不安があるので「自分が貯金ができなくなってもしっかり貯金してくれる男性」を求めています。
だから、貯金が苦手な男性には不安を抱く女性が多いのです。
このように、女性は、結婚貯金のない男性に対して様々な不安を感じ、結婚そのものを迷い始めることもあります。
「結婚資金が足りない」という単純な理由だけでなく、貯金がない男性は「無計画」「金銭感覚が合わない」「結婚後も貯金ができない」という不安も感じるのです。
それでは、女性に対してそんな不安を感じさせないためには、どうすれば良いのでしょうか。
それは「貯金なしの男性」の問題と向き合うこと。その問題を理解して改善することで、貯金なしから脱することができるでしょう。
結婚相手の女性もあなたに対して安心感をもって、結婚計画を進められるはずです。
次の章では「結婚貯金なしの男性の問題点」について考えていきたいと思います。
結婚貯金なしの男性の問題点
結婚貯金なしの男性は、女性に不安や迷いを抱かせてしまいますが、貯金なしの問題と向き合い、改善していくことで、回避することができるでしょう。
結婚貯金なしの男性は、以下のような問題点があるのです。
結婚貯金なし男性は、不確かな将来のことをよりも、とにかく今を楽しむことを重視している傾向にあります。
今楽しむことしか考えていない男性は、なかなか貯金ができません。そもそも、貯金をしようという意識がないのです。
結婚前のカップルは、今を楽しんでいれば良いですが、結婚すると将来のことを考えなければならなくなります。
今の生活と同じように、将来の生活を充実させるために貯金する意識が必要になるでしょう。
収入が少ないから貯金ができないのではありません。実際に収入が少なくてもしっかり貯金できている男性はたくさんいます。
それは、貯金計画を立てているからです。
「結婚資金を2年間で100万円貯めるために毎月5万円貯める」などしっかり貯金計画を立てると、無駄遣いをせずに貯金することができるでしょう。
逆に計画性がないと、もらった分だけ使うため「今月もいつのまにか給料がなくなっていた…」という状態になってしまいます。
結婚貯金なし男性は、計画性がないために、貯金なしに陥る傾向にあるのです。
結婚貯金なし男性は、衝動買いが多い傾向にあります。
一目ぼれをした物があると勢いで買ってしまう方が多いのです。
その時は良いと思って買った服でも、家に帰ってみたら手持ちの服と合わせられなくて無駄になってしまった…などという失敗が多いでしょう。
貯金ができる男性は、本当に欲しいものしか買いません。自分にとって必要な物なのかじっくり考えてから買うので、無駄な買い物がないのです。
無駄な買い物が多い男性は、貯金できない傾向にあります。
買い物をするときに、「必要なもの」ではなく「無駄なもの」を買ってしまうのです。
無駄な買い物が多いと、貯金に回すお金は残らないでしょう。
貯金なしの男性の共通点として、外食が多いことが挙げられます。
食べ歩きが趣味などという美食家なわけではなく、何となくいつも外食になっているのです。
自炊すれば200円~300円で済む食費も、外食すると1,000円以上になります。習慣的に外食をしていると、あっという間に給料はなくなってしまうでしょう。
貯金なしの男性に多いのは、高い趣味を持っていることです。
しかも、「趣味に使うお金はケチケチしない」と趣味には贅沢にお金を使う傾向にあります。
車やバイク、ゴルフなど、お金のかかる趣味があると、貯金に回すお金が残らないでしょう。
貯金できない男性は、お金の流れを把握していない方が多い傾向にあります。
毎月いくら収入があって、いくら支出があって、いくら黒字or赤字になっているか把握していますか?
収支がわからないと、適当にお金を使ってしまうので、貯金することができないのです。
貯金がない男性は、一つの口座で全てのお金を管理している傾向にあります。
給料が振り込まれる口座で、生活費と貯金を管理しているので、貯金用の口座がないのです。
一つの口座でお金を管理すると、常にお金が動いているので、今いくら貯金があるのかわかりません。
貯金額がわからないので「もっと貯金しよう」とモチベーションを高めることができないのです。
貯金を増やせる男性は、「給料-貯金=生活費」と考えています。
貯金が貯まらない男性は「給料-生活費=貯金」と考えているので、生活費を使って残ったら貯金すればいいと思っている傾向にあります。
この流れだと、いつまで経っても貯金は増えません。毎月給料を全て使い切ってしまうでしょう。
貯金なしの男性は、ボーナスが入ったらすぐに使う傾向にあります。
ボーナスは貯金できる絶好のチャンスです。ボーナスを貯金しないと、なかなか貯金は増えません。
ボーナスが入ったらパーッと使ってしまう男性は、貯金なしのままでしょう。
結婚貯金なし男性の改善点
ここまで結婚貯金なしの男性に共有する問題点を考えてきました。
当てはまる項目がありましたら、改善策を考えていきましょう。
結婚貯金なしの男性の問題点に対する改善点は以下のようになります。
問題点 | 改善策 |
---|---|
将来より今を楽しんでいる | ライフプランを考える |
計画性がない | |
衝動買いが多い | お金を見える化する |
無駄な買い物が多い | |
外食が多い | |
趣味に使うお金が多い | |
お金の流れを把握していない | |
貯金用口座がない | |
貯金は後回しにしている | 貯金専用口座を作り先取り貯金する |
ボーナスはすぐに使っている |
このように「ライフプランを考える」「お金を見える化する」「専用口座を作り先取り貯金する」の3つを実行することで、貯金なしを脱することができるでしょう。
貯金ができないのは、収入が少ないからではありません。コツを知り工夫することで、今の収入でも効率よく貯金できるようになるのです。
具体的な方法を解説していきたいと思います。
ライフプランを考える
「将来より今を楽しんでいる」「計画性がない」という貯金なし男性は、ライフプランを考えることが改善策になります。
人生には、進学、就職、結婚、出産、旅行、マイホーム購入など様々なライフイベントがあります。
このライフイベントがいつやって来るか、その時にいくら必要になるのか考えて計画を立てることがライフプランです。
結婚したら、どんなことにどれくらいお金がかかるのかイメージしてみることで、今の生活だけでなく将来に対して計画的にお金を貯めようという意識が生まれるでしょう。
まず、結婚したらやってくるライフイベントを考えて、いつやってくるか、そしていくらかかるか考えます。
「出産やマイホームのことはまだ考えられない」と思うなら、結婚時にかかるライフイベントを考えましょう。
婚約、結婚式、新婚旅行、新生活準備にかかる平均的なトータル額は600万円ほどが相場になります。
結婚式を行う場合はご祝儀があり、平均的な相場は200万円ほどになるので、平均的な結婚にかかる費用として準備しておきたいのは、600万円-200万円=400万円ということになりますね。
つまり、結婚にかかわる費用として準備すべき貯金額は400万円です。単純に二人で割る場合は、男性の貯金額は200万円ということになりますね。
結婚にかかる具体的な費用は、こちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考ください。
結婚にかかる費用の目安ができたら、いつまで貯金するか考え、毎月いくらずつ貯金すべきか考えましょう。
上記の例のように結婚費用として200万円を貯金すると決めたら、いつまで貯めるか考えます。
2年後に結婚式をする場合には、1年で100万円が貯金目安になりますね。
例えば「1ヵ月5万円ずつ貯金して、年に2回のボーナスで20万円ずつ貯金する」などと毎月の具体的な貯金額を考えましょう
このようにライフプランを考えて貯金計画を立てることで、「将来より今を楽しんでいる」「計画性がない」を改善することができるでしょう。
でも、この方法はあくまでも机上の計算なので、実際には、目標額を貯金するのは無理かもしれません。
それでも、このような貯金計画の立てかたを知ることが大切なのです。
「今のことだけにお金を使わずに将来のために貯金しよう」と計画性のある男性になれるはずです。
ライフプランについての詳しい作り方は、こちらの記事でもご紹介しています。ご参考ください。
家計管理の肝はライフプランを作ることです。ライフプランとは将来のライフイベントを考え、そのイベントにかかる費用がいつまで必要か考えることです。そしてその費用を貯金するために、1ヵ月の貯金額を設定して家計管理をしていくことです。
お金を見える化する
「衝動買いが多い」「無駄な買い物が多い」「外食が多い」「趣味に使うお金が多い」「お金の流れを把握していない」という貯金なし男性は、お金を見える化することが解決策になるでしょう。
具体的には、収支を書き出してきること、家計簿アプリを使うことが効果的です。
1ヵ月間レシートを溜めておき、月末になったら、ノートを準備して全ての支出を書き出してみてください。
内訳 | 金額 |
---|---|
住居費 | 70,000円 |
食費 | 50,000円 |
水道光熱費 | 15,000円 |
通信費 | 15,000円 |
保険料 | 10,000円 |
日用雑貨 | 10,000円 |
被服費 | 10,000円 |
趣味・娯楽費 | 30,000円 |
交通費 | 15,000円 |
その他 | 10,000円 |
合計 | 235,000円 |
このように、大まかの金額で良いので書き出し、あなたの収入に対していくら残高があるか確認してください。
国税庁の「平成 30 年分民間給与実態統計調査 」のデータによると、20代~30代の平均年収は約373万円となっています。
(参考:国税庁)
手取りは約8割になるので、年間の手取りは約300万円、12ヵ月で割ると1ヵ月の手取りは25万円になります。
上記の例の場合は、毎月15,000円は黒字になっている状況です。
「趣味に使うお金を20,000円におさえれば25,000円貯金できる」
「外食費を10,000円節約すれば、さらに35,000円貯金できる」
などと、具体的な節約計画を考えることができますね。
毎月、レシートを貯めて合算するのはちょっと大変、わかりにくいというでデメリットがあります。
そこでおすすめが、家計簿アプリです。スマホでレシートを読み込むだけで簡単に家計管理ができる便利なアプリがたくさんあります。
ノートに生活費を書き出したり、紙の家計簿を使わなくても、お金を見える化して家計管理できるのでとても便利。
忙しい方でも、家計簿アプリならすきま時間に家計管理ができるのでおすすめです。
おすすめの家計簿アプリは、こちらの記事でご紹介しています。ご参考ください。
家計管理が楽になる家計管理アプリがあります。iphoneやスマホでレシートを撮影し、銀行やカード情報を登録するだけで、自動で全体のお金の動きがわかる家計簿を作成してくれます。お金の流れが見える化されるので、効率良く貯金することができるでしょう。
このように、毎月いくら収入があり、いくら支出があり、いくら残高があるのか知ることで、「外食費が多いから節約しなきゃ」「趣味に使うお金が多すぎるからおさえよう」など、節約意識が生まれるでしょう。
「衝動買いが多い」「無駄な買い物が多い」「外食が多い」「趣味に使うお金が多い」「お金の流れを把握していない」という浪費体質から、節約体質の男性になれるはずです。
貯金専用口座を作り先取り貯金する
「貯金用口座がない」「貯金は後回しにしている」「ボーナスはすぐに使っている」という貯金なしの男性は、貯金できるシステムを整えることで貯金がスムーズになるでしょう。
貯金専用口座を作り、先取り貯金をすることで効率よく貯金できるようになります。
貯金をスムーズにするためには、貯金を見える化することが大切です。
貯金専用口座を作ると、今貯金額がいくらあるのか一目でわかるので、貯金のモチベーションがアップするでしょう。
生活費と同じ口座に貯金していると、ついつい生活費として使ってしまい、貯金が後回しになってしまう恐れがあります。
でも、貯金専用口座にあるお金は手を付けにくくなるメリットもあるのです。
最近は、銀行口座に行かなくても、インターネットやアプリで簡単に口座開設ができるので、準備しておくと便利です。
貯金専用口座が準備できてたら、先取り貯金をしていきましょう。
給料から生活費を使い、残ったお金を貯金しようと思ってもなかなか残りません。
貯金の基本は、給料が入ったら生活費を使う前に先に貯金する「先取り貯金」です。
例えば、先ほどの例で、1年後に結婚式をするために110万円を貯金目標にした場合、「1ヵ月5万円ずつ貯金して、年に2回のボーナスで25万円ずつ貯金する」という貯金計画を考えました。
毎月給料が振り込まれたら、まず5万円を貯金口座に移動する習慣を作るといいですね。
このように貯金しやすい仕組みを作っておくことで、貯金がとてもスムーズになるでしょう。無理しなくても自然に貯金が増えていく可能性があります。
しかし、この方法には一つ大きな難点があります。それは、今まで貯金していないかったのに急に先取り貯金を始めたら、生活費が苦しくなるということ。
当たり前のことですが、5万円先取り貯金を始めたら、毎月使えるお金が5万円少なくなりますよね。
そこで先取り貯金をするタイミングで、同時に節約効果を上げていく必要があるのです。
例えば、毎月服飾費に10,000円使っているなら、半分の5000円にしましょう。
ワンランク下のブランドにする、アウトレットのセール品を狙うなどの工夫で、服代はおさえやすい支出です。
平日ランチとコーヒー代として1000円×20日=20,000円かかっているなら、お弁当とマイボトルにすることで節約効果を上げましょう。
お弁当とマイボトルなら1日200円程度で済むので、1ヵ月16,000円の節約効果が期待できます。
さらにスマホ代見直しで3,000円、動画配信サービスなどのサブスク代見直しで3,000円など、固定費の見直しによる節約もおすすめです。
このようにちょっと節約することで、上記の例では1ヵ月27,000円の節約が期待できますね。
さらに、趣味や飲み会にかかるお金などを節約して、50,000円の節約効果を上げる工夫をしましょう。
このように、50,000円の先取り貯金をするなら、「50,000円節約する方法」も予め考えた上で先取り貯金を始めることが大切です。
貯金なし男性はマイナス要素が多いので、改善策を考えて実行しましょう
今回は、貯金のない男性に向けて、女性から見た「貯金なし男性」について考えてきました。
結婚相手の男性が貯金がない状態だと、女性は様々な不安を抱えてしまいます。
結婚資金がないという不安だけでなく「貯金できない人で大丈夫?」と人間性を疑ってしまうかもしれません。
貯金なし男性の問題点は、計画性がない、お金の流れを把握していない、貯金は後回しにしているなど様々。その対策は「ライフプランを考える」「お金を見える化する」「専用口座を作り先取り貯金する」ことです。
この3つを実行することで効率よく貯金できるようになります。結婚相手の女性と安心して結婚計画を進めることができるでしょう。
効率良く節約生活を進めるためには、銀行口座を3つにすることが大切です。家計費用口座、特別出費用口座、貯蓄用口座に分けることで、いつのまにか貯金が増えていくかもしれません。それでは口座開設はどこがいいか?当節約ブログおすすめはイオン銀行です。
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※労力対効果・費用対効果を考慮した当節約貯金ブログのおすすめ度
私の場合(夫婦・子供2人)だと、この栄養バランスを考えた節約方法で
27,000円/1カ月間 貯金力を秘めています。
※表現や再現性には個人差があり必ずしも利益や効果を保証したものではありません。
(計算値:服飾費節約で1ヵ月▲5,000円、ランチ代節約で1ヵ月▲16,000円、スマホ代見直しで1ヵ月▲3,000円、サブスクサービス見直しで1ヵ月▲3,000円)
結婚に向けて貯金なしの男性に対して女性は不安を感じるでしょう。今からでも遅くはありません。貯金習慣を作り、結婚にむけて貯金を積み立てていきましょう。上記は、今回ご説明したモデルケースの例に沿った貯金力です。あなたの場合はどれくらい貯金できるか考えてみてください。